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角川文庫
ダークタワー〈3〉荒地〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041049662
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

旅の仲間たちへの不穏な予感と緊張感に満ちたシリーズ、第3弾!運命によって結束した真の仲間〈カ・テット〉となったローランドたち。人の言葉を理解する小動物オイも加わり旅路は続く。やがて彼らは、荒地を疾走する超高速モノレール〈ブレイン〉の存在を知るが……。

スティーヴン・キング[スティーヴンキング]
1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

風間 賢二[カザマ ケンジ]

内容説明

3人目の運命の仲間はジェイクだった!ローランドと少年を責め苛んでいたタイム・パラドックスはようやく終結した。人の言葉を理解する小動物オイがジェイクになつき、旅の道連れとなる。一行が都市“ラド”へと向かう途中、高齢者ばかりが住む小さな町に辿り着く。そこで荒地を疾駆する超高速モノレールの存在を知るのだが…。暴力と狂気、跋扈する異形のものたち―キングの本領がいかんなく発揮された白眉の1冊!

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン] [King,Stephen]
1947年メイン州生まれ。高校教師やクリーニング工場でのアルバイトのかたわら、執筆を続ける。74年に『キャリー』で長編デビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『シャイニング』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリー賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数

風間賢二[カザマケンジ]
1953年東京生まれ。幻想文学研究家・翻訳家。『ホラー小説大全』で第51回日本推理作家協会評論部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

panam1927

28
★★★★★2017/09/02

Small World

24
ブレインの登場もありますが、疾走感あふれる下巻、あっという間に読了です。オイも含めて仲間って感じで面白かったです。大音響のZZ-TOPが流れてる街なんてイカし過ぎでしょう。映画マッドマックスにスピーカーマシンが登場しましたが、案外、この作品からインスパイアされてるのかもしれませんね。w 高性能列車というと999号を思い出してしまう世代の私ですが、ブレインのキャラクターにはまってしまいました、次巻も楽しみにしてます。2017/07/19

ぎん

18
おお、そうだった。モノのブレインがなかなか出てこないと思ったら、本格的な謎かけ合戦は四部に持ち越されるんだった。チクタクマンがこれからどういう企みを仕掛けてくるのかも完全に忘れているので、何度目かの第4部も楽しめそう。2017/05/19

春ドーナツ

17
覚書「<暗黒の塔>への唯一の道は、狂った列車(赤字)との謎かけ合戦(赤字)」(帯の惹句引用)。16年ぶりに読み返す。このシリーズで「ザ・スタンド」と混同するかたちで、かろうじて記憶に残っていたのが、喋る電車に乗るくだりだった。正確には覚えていなかったけれど、なんで「これ」だけだったのか? 謎は謎のままが良いこともある(と思う)。登場人物一覧からそのまま書き写す。「オイ 旅の道連れの小動物」懐かしいですね。活字で描かれるどうぶつにすこぶる愛着が湧くたちなので、多幸感読書。私の中では栗鼠と鼬のハイブリッド。2022/09/25

秋良

14
表紙のおばあちゃんの存在感がすごい。舞台は滅亡したニューヨークのような都市。狂った悪党に攫われるジェイクを追うローランドとオイ、モノレールを探すエディとスザンナに別れてスピーディーに話は展開する。4人と1匹の関係が深まってきて、初期のローランドの孤独な旅を思うと純粋に良かったねと思える。敵役の悪党と認知症になってきた虐殺大好きなぞなぞ狂いのモノレールの不気味さは、流石ミザリーの作者。トチ狂った奴を書かせたらキングの右に出るものはいない。2024/07/09

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