内容説明
消費者問題に先駆的に取り組む盛岡市で、学者・教育者、弁護士、立法担当者、消費者行政の窓口担当者、地域住民がつどい、身近なコミュニティーから出発し、消費者が主役のネットワークづくりを考える。
目次
第1部 消費者が主役のネットワークづくり(消費者保護政策の方向性;消費者庁創設について;消費者が安全・安心に暮らせる社会を目指して)
第2部 消費者・生活者の制度論(「消費者市民社会」における人間像―民法学の視点を手がかりに;悪質商法に対する刑事規制の現状と課題―特定商取引法上の犯罪と詐欺罪の成否を中心として;日常家事債務の連帯責任(民法761条)と消費者保護
高齢者と契約―有料老人ホーム利用契約を中心として
利息制限法引き直し計算による債務整理
新保険法における告知義務に関する規定の概説・検討
消費者保護と適合性原則)
著者等紹介
佐藤祐介[サトウユウスケ]
岩手大学教授地域連携推進センター副センター長
松岡勝実[マツオカカツミ]
岩手大学教授人文社会科学部専任担当。岩手大学学系プロジェクト「『法と心理学』を応用した人間像の再構築―成熟した市民社会の理念を求めて」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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