角川ホラー文庫 警視庁陰陽寮オニマル―魔都の貴公子

田中 啓文【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 336p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041049075
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

陰陽師と鬼の呉越同舟コンビが、怪異な事件を追う異形警察ミステリー、！警視庁本部庁舎の廊下を優雅に闊歩する美貌の警部。漆黒の総髪、碧色の瞳、平安貴族を思わせるみやびなオーラをまとう若者の名は、ベニー芳垣。アメリカ帰りのスーパーエリートにして、安倍晴明ゆかりの凄腕の陰陽師でもある。そんな彼は率いる新組織「警視庁陰陽寮」が追う事件には、なぜかいつも怪異がつきまとう。最初の事件は、大相撲巡業中の土俵の中から「溺死した死体」が発見されるという怪事件。ありえない殺人事件の現場へ、急げベニー！　陰陽師の警部・ベニーと、陰陽師の敵である異形という素性を隠し刑事をしている、「鬼刑事」鬼丸三郎太のコンビが、怪奇事件の真相に迫る、新感覚警察エンタテインメント第１弾！

第１話「土俵の鬼」
第２話「人形は見ていた」

田中　啓文［タナカ　ヒロフミ］
著・文・その他

内容説明

警視庁本部庁舎を優雅に歩く美貌の警部。漆黒の総髪、碧色の瞳、平安貴族を思わせる雅なオーラをまとう若者の名は、ベニー芳垣。米国帰りの超エリートにして、清明縁の凄腕陰陽師だ。そんな彼が率いる新組織「陰陽寮」が追う事件には、なぜか怪異がつきまとう。初の事案は大相撲巡業中の土俵の中から、溺死した死体が発見されるという怪事件。急げベニー！怪奇事件真相を陰陽師警部と鬼の相棒が追う、異形警察小説第１弾！

著者等紹介

田中啓文［タナカヒロフミ］
１９６２年大阪府生まれ。２００２年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で星雲賞日本短編部門を、０９年「渋い夢」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[はつばあば]

4年以上空いたシリーズ物。再読せねば鬼丸が主かペニーさんが主か忘れてしまってました(^^;。大相撲での八百長、大阪知事の伝統芸能の補助金廃止の話と過去現実にあった話でしたから面白かったです。大相撲での隠語は今でもあるのでしょうね。この作家さんのサービス精神に乾杯！。東京の鬼門・京都の鬼門・我が家の鬼門・・鬼門は大切にされねばならないが、今　鬼門なんて知っているのは年寄だけかも

2020/01/23

[こら]

鬼と陰陽師の警官コンビ、待望の新シリーズ(*ﾟ∀ﾟ人ﾟ∀ﾟ*)♪ミステリ色が薄くなったのが残念でしたが、ラスボスらしき存在もほのめかされ、また楽しめる、とヒャッハーでした♪カバーとかBLぽくなってちょい買いにくかったのは内緒(笑)

2018/05/28

[み]

さくさくと♪前のシリーズから時間が空いたら、忘れてしまいました^^;オニマルさんの結末の付け方って？ジョニーさんのキャラって？こんなだったよね…。

2018/12/11

[しましまこ]

きゃ～脱力のカッパ…　ここでソレやりますか…新シーズン１発目でソレやりますか。表紙のベニーさんも5割増に可愛くなって、「敵だけど俺が守る」なんて帯で煽っておいて！ぐふふふ田中先生好きだー！！しかも昭和30年の機密度特A文章にあの方の名前が！ホラー文庫でソレやっちゃって大丈夫ですかい？ラストもヤバい気しかせんですが、お願いみんな付いてきてー！

2018/03/04

[Norico]

陰陽師と鬼の刑事コンビ。ほんとに警察に陰陽寮ができたら面白いのになぁ

2019/06/29