角川スニーカー文庫 さよなら、サイキック〈１〉恋と重力のロンド

清野 静【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2016/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 318p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041048535
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

清野　静［セイノ　セイ］
著・文・その他

あすぱら［アスパラ］
イラスト

内容説明

その能力は、戦うためのもの―？幼少期に重力を操る能力に目覚めるも、怠惰で平凡な高校生に落ち着いた獅堂ログ。ある冬の夜彼は、“最後の魔女”という運命を背負った少女・ロンドと出会い惹かれ合う。その年の夏。クラス一の美少女木佐谷樹軍乃に強引に誘われ、共に郊外へ向かったログは、「鉄塔に登った距離に比例してスカートの裾を持ち上げる権利」に釣られ、頂上の絶縁碍子を目指すことに。はたして軍乃の真意は…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[夜桜キハ]

同じく移動教室で読み進めました。表紙の瑞々しさと題名のインパクトに惹かれて借り。サイキックアクションほんっと好きだわ最高（笑）さよなら、の意味が分かる最後。思わず絶叫してしまいました。そしてラブコメ的な展開も良くロンドも軍乃もどちらも可愛い！そしてログが活躍するところも良いです！それぞれこれからやるべきことを決めましたがこれからどうなっていくか楽しみです。ぜひ長く続いて欲しいシリーズですね……。二巻目はあるそうなので二巻目は読む予定ですが、三巻目は無さそうです。さて、二巻目でログは軍乃に何て言うのか……！

2023/06/30

[まりも]

時載りリンネ作者の待望の新作。最後の魔女という運命を背負う少女と出会い惹かれ合う超能力を持つ少年の前に、同じ超能力者の少女が現れる事で動き出すファンタジー青春物語。こいつはたまらん。物語に漂う独特な雰囲気と、主役3人のガラスのように綺麗で透き通った、だけど脆くもある関係性。更にはロンドの持つ宿命や超能力に隠された秘密。これらが融和すること事で、ただの恋愛青春作品には創りだせない面白さと魅力に溢れた作品になっていたと思います。3人の運命と恋の行方はどうなるのか。続きが気になるシリーズですね。次巻も楽しみ。

2016/09/01

[ナカショー]

恋と超能力の青春物語。ぐいぐい読み進められて気付いたら読み終わってた。ロンドももちろん可愛かったけど、最後の軍乃の破壊力にやられた。最高か！

2016/09/09

[よっち]

最後の魔女という宿命を背負う少女・星降ロンドの運命を変えた、重力を操る能力を持つ以外は平凡な高校生・獅堂ログとの出会い。彼らにクラス一の美少女・木佐谷樹軍乃と関わりだしたことでさらに大きく動いてゆく物語。ログを振り回す軍乃が抱える秘密とその真意、闘病を乗り越えてこれから人生を満喫したいと願うロンド、彼女を支えるログが直面するロンドを取り巻く宿命との契約。何とも複雑なバランスの上に成り立っている三人の関係と、最後に軍乃から明かされたその想いと事実がどのように物語に影響してゆくのか、今後の展開が楽しみですね。

2016/09/01

[水無月冬弥]

清野 静先生（@106seiseino）の　#ラノベ これは綺麗なボーイミーツガールものですね。こんな綺麗な恋愛風味なのに、さりげなくガチバトルが入っているのが不思議ですね。１巻にしてガチな三角関係に突入したけど、どうなるんだろう？

2017/01/03