出版社内容情報
落語にカルタ、百人一首。日本語の面白さに迫るエッセイ集!■江戸いろはガルタと上方いろはガルタはどう違う? タは「旅は道連れ」(江戸)「立板に水」(上方) ツは「月夜に釜を抜く」(江戸・上方とも同じ) 果たして「月夜に釜を抜く」とは……?■「一日ひとつ得をした」日記を書く。日本語を身につけるいちばんの早道は毎日日記をつけること。■百人百詩 歌謡曲や百人一首、百人百様の、日本の心の一詩を読み解く。■クロスワードパズル 難しい日本語で、言葉遊び。■翻訳 意味を移すということ ■落語とストーリー ■小説の一行目はどう書くか? ■いい日本語とは何か?様々な角度から日本語に迫り、ユーモアの中に日本語の上手な使い方を解く。
阿刀田 高[アトウダ タカシ]
1935年東京生まれ。早稲田大学仏文科卒業。78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年『来訪者』で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。1995年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞、2003年紫綬褒章。
内容説明
よい日本語を身につける早道は毎日日記をつけること。デジタル時代だからこそ、よい文章力を身につけたい。コミュニケーション齟齬を防ぎたい。どんなときにもついてまわる、言葉の問題に、作家で教養書の第一人者・阿刀田高がユーモアたっぷりに迫る。カルタに童謡・唱歌、クロスワード・パズル、小説の一行目の書き方。文書を読み、書くことの大原則を踏まえ、ユーモラスに、日本語の上手な使い方をひもとく。
目次
いろはカルタ小説塾
私の好きな五十の歌
遠い日の歌
漢字分解
クロスワード入門
とくとく日記術
5W1Hから
言霊への道
“天使の辞典”道なかば
踊る一文字たち
著者等紹介
阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京生まれ。作家。早稲田大学文学部卒。著書に、短篇集『ナポレオン狂』(直木賞受賞)ほか、『新トロイア物語』(吉川英治文学賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Norico
小梅さん。
getsuki
ヴァン
香堂満月