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永久囚人―警視庁文書捜査官

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041046098
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

奇妙な幻想小説どおりに殺人事件が!文字マニア・鳴海理沙警部補が謎に迫る文字を偏愛する鳴海理沙班長が率いる捜査一課文書解読班。そこへ、ダイイングメッセージの調査依頼が舞い込んできた。ある稀覯本に事件の発端があるとわかり、作者を追っていくと、さらなる謎が待ち受けていた。

麻見 和史[アサミ カズシ]
1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』『蟻の階段』『水晶の鼓動』など「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に『虚空の糸』『聖者の凶数』『特捜7 銃弾』『死者の盟約 特捜7』などがある。

内容説明

極度の文字マニア・鳴海理砂班長率いる警視庁捜査一課文書解読班に、新たに夏目静香巡査が配属された。唯一の班員だった矢代朋彦は、増員が今までの功績を認められたからだと意気込んでいた。そんな中、文書解読班に出動命令が下る。遺体発見現場に、ダイイングメッセージが残されていたのだ。理沙はメッセージの解読に注力し、矢代と夏目が現場で捜査に加わることに。矢代たちが遺品を調べていると、奇妙な幻想小説『永久囚人』の一部の画像が見つかった。入手困難な自費出版の稀覯本であることがわかり、その原本を辿って行くと、さらなる殺人事件が起きてしまい…。『永久囚人』と殺人事件の関連は?ダイイングメッセージの意味とは?

著者等紹介

麻見和史[アサミカズシ]
1965年千葉県生まれ。2006年『ヴュサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

utinopoti27

114
針金で全身を巻かれた刺殺体が残した意味不明のダイイングメッセージ。被害者のパソコンからは謎の奇書『永久囚人』の存在が浮かび上がる。混迷する捜査を尻目に、第2第3の被害者が・・。鳴海理沙率いる警視庁文書解読班の活躍を描く本作、TVドラマ化されただけあって、クセの強いメンバーが揃っています。架空の部署を舞台にしているため、捜査にリアリティが乏しいのは仕方ないとしても、意味深な伏線の回収に、やや強引さが感じられるのは残念。せっかくの素材が消化不良に終わった感じでしょうか。今後のシリーズに期待です。2019/05/31

タックン

96
シリーズ2作目。始めはまあまあ面白かったけど(永久囚人)って本の内容やのくだりがくどいしわかりずらくて・・・。主役のはずの鳴海さんのキャラも全面にあまり出てないし・・・・。真相もよくわからなかったな・・・麻見さんだから真相の最後はやってくれると期待したんだが・・・。2017/07/25

ゆみねこ

78
シリーズ第2弾。文字や文章に強いこだわりを持つ警視庁捜査一課科学捜査係文書解読班の主任・鳴海理沙。部下の矢代と新たに配属になった夏目静香。猟奇殺人が連続し、残されたダイイングメッセージ。鍵になるのは自費出版された「永久囚人」という小説。新人・静香が大活躍、中々面白かったです。作中のネット書店「ナイル」、本の感想を集めたサイト「読書カウンター」、SNS「ミクサス」で思わず笑い!2017/05/15

ゆみきーにゃ

75
《図書館》シリーズ2作目。一作目は面白く読んだけれど、今回は微妙。つまらなくはないけど、特に面白さを感じず読み終わってしまった。主人公は鳴海さんでいいんだよね?2017/06/05

きさらぎ

59
出たっ!猟奇的犯行! 麻見さんといえば猟奇的殺人事件、というイメージが私の中で定着してます。 今回もワイヤーでぐるぐる巻きにされた死体登場。 自費出版された小説を読み解くことで事件の真相に近づいていくという内容なので、前作に比べると文書解読班が役に立ってるというか、彼ららしい活躍が見られました。 今回新たに配属された夏目のキャラも結構好き。正義感が強く情に脆い&かなりの長身。 コンマ1の単位で数字を気にするのは背が低い人だけかと思ってたけど、高くても気になるもんなのね~2017/05/11

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