出版社内容情報
凄絶な過去を背負った剣鬼――その名は、無名。彼の前に立ちはだかる新たな敵とは? エンターテインメント小説界の奇才が描く、まったく新しい時代小説!
内容説明
「ここにいる限り、敵は来る」無双の兵法“臥鬼”を操る無名が中山道の霧深き「鬼利里宿」の用心棒となって半年。彼が身を寄せる元用心棒の清源、そしてその娘の小夜など、徐々に宿場の人々と交流が生まれたのも束の間、新たな刺客がやって来た。隠形剣、死眼剣、不動剣、変移剣…謎の剣を揮う最強の敵たち。果たして無名は彼らの剣を凌げるのか?そして敵の目的は?風雲急を告げる、巨匠の本格時代シリーズ第2弾!
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市“新宿”』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆゆ
3
菊地秀行先生の新作。霧から現れた<臥鬼>無名が少しずつ人間らしくなっている。最後、良介を巡るお幸の考えが少しジンときました。2017/12/20
ニッキー
3
2作目から、読んでいるので、いまいち内容を掴みづらい。 作者にしては、初めて?の時代劇。 元々、怪奇シリーズの作者だから、その手の出かと推理。 だんだん、人間?らしくなってるのかなと。 不思議な時代劇であり、設定された場所も不思議な場所である。 一作目を読んでみたくて、探している最中である。2017/12/15
あいちょ。
1
図書館。 2作目。 臥鬼。2020/02/13