出版社内容情報
デビュー10周年を迎えた湊かなえ特集、読切も掲載。表紙は佐々木蔵之介。第1特集は、自作解説で振り返る湊かなえ10年の軌跡。第2特集は、映画『破門』対談(黒川博行×朝井まかて)と映画『恋妻家宮本』インタビュー(遊川和彦)。読切は豪華3本、小池真理子、知念実希人、湊かなえ。
小説野性時代編集部[ショウセツヤセイジダイヘンシュウブ]
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takako Sasano
1
湊かなえ特集。好きではないが「ラジオドラマ」は興味深かった。シナリオでも、テレビとラジオとでは違うとか。黒川さんと朝井さんの対談が面白い。大阪弁の小説、苦手な人は苦手だろうな。私も物に依るかな?映画版「破門」の桑原を佐々木蔵之介がやるって。テレビドラマでは北村一輝だったけど、どちらが適任かしらね??北村さんはちょっと綺麗すぎる気もしたから。「dele」がかなりいい感じになってきた。あと「狂犬の眼」も。日岡、とうとうそっち系の人と兄弟の杯を交わしちゃったよ。どうすんだ・・・2017/02/28
たくみ
1
畑野智美と山内マリコの連載を中心に読んだ。特に畑野智美の作品は小道具や背景は現代だが、芯に思春期独特の揺れを内在化しているためか、どんな年代の読み手にも読み易いと思う。読切の「ラジオドラマ」は「書き手側の発想法」の一端に触れたように感じられてある意味おトクな面も。2017/02/09
詩音
0
『冷めない傷痕』しか読んでないですが。。 いつもとは少し違う感じでまたおもしろい。2017/02/03