角川文庫<br> 採薬使佐平次―吉祥の誘惑

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角川文庫
採薬使佐平次―吉祥の誘惑

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041041901
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

不審死の裏にある陰謀を暴く! 御庭番にして採薬使の佐平次が事件に挑む吉原で続く不審死。佐平次は、死因が阿片だと突き止め、密輸入していた者を捜すことに! 日本最古のアダルトショップとされる四ツ目屋や津軽藩、宗春など犯人と目される者たちが次々に現れ、佐平次の行く手を阻む!

平谷 美樹[ヒラヤ ヨシキ]
1960年、岩手県生まれ。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』でデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。14年、歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。ホラー、歴史小説ともに著作多数。

内容説明

採薬御用の旅から戻った佐平次は、蝉の声を聞きながら、駒場薬園にある自宅でくつろいでいた。そこへ、同心の省吾から相談事を持ち込まれる。吉原で死亡した男のいた部屋にあった薬包の中身を、調べて欲しいというのだ。出所を突き止めるため、薬屋などに聴取を重ねるうちに、日本には存在しない薬の成分が含まれていることが判る。吉宗の協力を仰いだ佐平次は、やがて大きな陰謀にたどり着くが…。人気シリーズ第3弾。

著者等紹介

平谷美樹[ヒラヤヨシキ]
1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオンエンデュミオン』でデビュー後、『エリ・エリ』で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

80
採薬使佐平次シリーズの3作目。2016.05発行。字の大きさは…小。ことの発端は、吉原で花魁と床入りを前に飲んだ薬(宝相薬)により肥前屋徳兵衛が死んだ事である。南町奉行所同心・長坂省吾は、その薬を採薬使・植村佐平次に見せると、中身は閨房薬と一度、味を占めると死ぬまで逃れられなくなる阿片の一種であるが分かる。宝相薬を吉原を始め江戸ご府内で売っている者たちを摘発して行くと、陸奥国の大名家に行き当たる。佐平次たちは、陸奥国へ行くと、そこにはイギリスの商船が隠れ港に留まって宝相薬を作っていた。佐平次はどうするか…2020/01/03

kei302

49
危険ドラッグが江戸で蔓延! アヘン戦争の何年か前、日本で試そうとしていた商人がいたという設定に驚いた。省吾の家で働くおまさが巻き込まれて、手に汗握る大乱闘。 耕作地が少なく困窮している藩が企んだ金儲け、よくないことだけど、そこまで追い込んだ吉宗や幕府にも責任はあると思う。 植村佐平次は実在した採薬使、伊勢国大津杉村(現在の松阪市飯高町 飯南かも)「諸国採薬記」などを残している。 2022/04/05

onasu

12
初巻の折には、駒場御薬園ならではの小ぶりな作品を所望して、それはそれで変わらないが、ぐいぐい読ませる作品の力とでも言うのか、それには次々と舞台を代えていくスピード感が大きな要素となる。そのおかげで、夜更かしを余儀なく…。  採薬使としつつも、お庭番でもある左平次を主役としているので、今回も大名家の関わる薬草絡みの事件を追うことになるが、外国語(方言も!)に堪能な者がいたり、伝書鳩を使って言伝を伝えたり、吉原の花魁に見得を切らしたり、勿論最後の大立ち回りもあって、飽きる暇がない。以降の続編がないのが残念。2022/03/16

イシカミハサミ

5
イチから話を組み上げていく1章と、 大きく巻き込んでいく2章の全2章立て。 始めは身近なところから事件が展開していって、 これが3巻なんだけど、これから読んでも問題なさそうな内容。 2章は抜け荷の話が絡んできて一気に国際問題に。 いろんな勢力が混ざり合って、 合理的に話が進んでいるのかどうかも判断しづらい頭のいい話に。 できれば前半みたいな展開が続いたほうが読みやすいんだけど、 と思いつつ。 後半みたいな展開を用意できるのが平谷さんの強みではある。2020/11/15

チャーリー

0
テーマは面白かったが、最後の決戦から終息がホームドラマ的と思う。2017/09/05

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