出版社内容情報
横須賀の小さな禅寺のお坊さんは、毎日が反省と勉強の毎日です……渋滞が嫌い。死ぬのはこわい。五十歳を超えバブル世代からぼやき世代になったと自認するお坊さんが、日々を振り返り禅の教えを改めて見つめなおします。お坊さんも、毎日悩むのです。先輩・玄侑宗久氏おすすめ!
はじめに
第一章 禅寺の社長さん業――仕事の話
あたりまえをあたりまえに/道端の石ころのように/わが寺の東西交流/玄関/洗心/合掌の和尚さん/坐禅は風呂あがり
第二章 イライラもする、泣きもする――心の話
有り難い叱咤/地獄と極楽/慢心の怖さ/雲水は馬鹿になれ/短期は損気/わかったふりの一期一会
第三章 人見知りが、坊さんに――歩みの話
おおきに、どうも/禅への道/すべての道は長安に/臂外に曲がらず/煩悩即菩提/今やらんでいつやる
第四章 命を見つめて――終わりの話
どこにいても、見えなくても/引導、そのはじまり/苦しみでなくなる/生あるものは滅する/終活/一枚の短冊
あとがき
永井 宗直[ナガイ ソウチョク]
禅僧・横須賀市 臨済宗建長寺派満願寺住職1963年横須賀市生まれ。京都嵐山天龍寺専門道場にて修行後、2003年臨済宗建長寺派教学部長に就任。現在は建長寺派布教師会の副会長。横須賀市満願寺を中心とした禅の法話や坐禅指導も行っている。朝日カルチャーセンター講師。『無心のすすめ』ほか著書多数。『鎌倉朝日』で「みほとけ紀行」を連載中。
目次
第1章 禅寺の社長さん業―仕事の話(あたりまえをあたりまえに;道端の石ころのように ほか)
第2章 イライラもする、泣きもする―心の話(有り難い叱咤;地獄と極楽 ほか)
第3章 人見知りが、坊さんに―歩みの話(おおきに、どうも;禅への道 ほか)
第4章 命を見つめて―終わりの話(どこにいても、見えなくても;引導、そのはじまり ほか)
著者等紹介
永井宗直[ナガイソウチョク]
禅僧。神奈川県横須賀市臨済宗建長寺派岩戸山満願寺住職。1963年横須賀市生まれ。京都・嵐山天龍寺専門道場にて修行後、2003年臨済宗建長寺派教学部長に就任。現在は建長寺派布教師会副会長、臨済宗連合各派布教団布教師、朝日カルチャーセンター講師、三浦不動尊霊場会会長、茶道裏千家淡交会横須賀支部長。禅の法話や執筆活動、坐禅指導などを広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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