角川文庫<br> コハルノートへおかえり

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角川文庫
コハルノートへおかえり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041040300
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

角川文庫キャラクター小説大賞奨励賞! 直感少女×美形店主の香るナゾトキ

高校に進学して早々、親友とのトラブルで悩んでいた小梅がたどりついたのは、ハーブのお店「コハルノート」。そこで店主の朝霧にアドバイスをもらった小梅は……。ハーブと香りが答えを導く、やさしい謎とき物語。

【著者紹介】
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内容説明

名前と猪突猛進の性格にコンプレックスを抱える女子高生の小梅。ある土砂降りの日、親友の紗綾との喧嘩で最悪な気分の小梅を救ってくれたのは、優しい香りをまとう男性だった。澄礼と名乗る彼に導かれた先は、ハーブとアロマのお店コハルノート。ただよう不思議な香りに魅了された小梅は、澄礼に紗綾との仲たがいの原因である“桜の香り”について相談をするが!?直感女子×美貌の店主が挑む、香りにまつわる謎解き物語!

著者等紹介

石井颯良[イシイソラ]
1983年生まれ。埼玉県出身。成城大学卒業後、放送制作スタッフなどを経てフリーに。2016年に第1回角川文庫キャラクター小説大賞奨励賞を受賞した『コハルノートへおかえり』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

50
ほんわかムードで癒やされます。店長のすみれさん(男性)への、小梅ちゃんの心の動きがじれったい。もっと早く、少なくとも紗綾とすみれさんとのやりとりに気がついているはずじゃ……。恋心って、案外本人は気がつかないものかな。それはそうとして、続編も読んでみたいです。アロマ・香りについて、まとまった知識などなくても楽しめます。ミステリ的な第2話がグッド。2017/11/15

ami*15

39
「香りにまつわる謎解き」が気になり読んでみました。ライト文芸のシリーズとしてはよくありがちなパターンのお話でしたが、ゆったりとした作品の雰囲気とか作中に登場するちょっとした謎を解決するのに関わってくるハーブやアロマについての小ネタはまあまあ良かったかなと思います。続編はちらっと話題になった椿さんのお話が軸となってくるのだろうけど、個人的にキャラクターがあまり好きになれなかったし(特に小梅や樹さんの性格がくどかった)、続編は読まなくてもいいかな…といった印象でした。小梅という名前、私は可愛いと思うけどな。2018/05/06

はな

38
ハーブは苦手なのですがちょっと飲んでみたいなと思う気になれる1冊。香りも香水とハーブの天然の物の香りの違いなど蘊蓄もわかりやすかった。主人公の小梅がやたらと人に好かれるというよくわからない魅力があるのではまり切れない面もあったけれど続編も出ているようなので読んでみてもいいかなと思う。2017/08/16

くたくた

34
この本も私の読書傾向からはかなり遠いのだけど、実は著者にささやかなご縁があって入手した本。でも、いつまでも放置プレイは本にも著者にも申し訳ないので、せっかく出来た時間でこのたび手に取った次第。元気者で粗忽ものの直情径行ムスメが、美青年やら美少女に囲まれて構われてオロオロする話。最近珈琲店やら古本屋やら古道具屋やらのほんわか日常系が流行ってるが、これはハーブティ屋さん。最後までキスすらしなかったよ。先は長そうだね。(笑)2022/09/02

はるき

29
ヒロインの性格設定も言動も何かステレオタイプ。でもまあ、それはもはやこのジャンルの様式美かな。雑学好きには解説がたまらない感じ。2016/11/12

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