角川ホラー文庫<br> ZERO―猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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角川ホラー文庫
ZERO―猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041040041
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

次々発見される幼児のバラバラ遺体。比奈子の故郷・長野と東京を結ぶ鍵は?新人刑事・比奈子が里帰り中の長野で幼児のバラバラ遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる猟奇犯罪捜査班。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとに、ある手紙が届いていた。

内藤 了[ナイトウ リョウ]
2月20日生まれ。長野県長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に、『ON』からひきつづく「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの『CUT』『AID』『LEAK』がある。
『きっと、夢にみる 競作集〈怪談実話系〉』にも参加している。

内容説明

新人刑事・藤堂比奈子が里帰り中の長野で幼児の部分遺体が発見される。都内でも同様の事件が起き、関連を調べる比奈子ら「猟奇犯罪捜査班」。複数の幼児の遺体がバラバラにされ、動物の死骸とともに遺棄されていることが分かる。一方、以前比奈子が逮捕した連続殺人鬼・佐藤都夜のもとにある手紙が届いていた。比奈子への復讐心を燃やす彼女は、怖ろしい行動に出て…。新しいタイプのヒロインが大活躍の警察小説、第5弾!

著者等紹介

内藤了[ナイトウリョウ]
長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せ~や

192
今回は構成が、いつもと違う感じ。でも、先が気になる感じは変わらず。さて、どうなっていくのか…。サブキャラみたいな登場人物が、今回はなんだか活躍してる。2017/04/23

absinthe

179
気味悪さと読み応えは健在。次巻のoneに続いて1話らしい。もともと本書で完結させる気が無いためか、やや動きが鈍くのんびりして見えてしまう。起きる事件は今までに増してグロいが証拠が少なすぎて警察は振り回されてばかり。アレが犯人かな?とちょっと疑うもまだよくわからない。あの昆虫学者の造形はちょっとやりすぎたか、不自然さがぬぐえない。2019/03/05

Kazuko Ohta

170
シリーズ第5弾は薄くてシュッと読めそうだと思ったのに。続けて同じ作家は読まないようにしていたのに。え〜っ、to be continuedじゃあないか。第2弾で捕らえた女殺人鬼から逆恨みされる比奈ちゃん。収監中の殺人鬼を崇めるイカレ野郎にすぐに狙われるのかと思いきや、なかなか比奈ちゃんピンチに陥らない。それまでに起きる事件は、個人的には本シリーズ中いちばんグロく感じます。えぐすぎて眉間にシワが寄りましたもん。このままでは終われないので第6弾に行きます。新年早々「続けて読まないマイルール」を破ることに(泣)。2019/01/10

ゴンゾウ@新潮部

119
今作は残忍だった。幼児や小動物のばらばら死体。佐藤都夜の脱獄。そしてZEROからONE。焦らされる。タイトルにこだわり。2019/02/28

ゆみきーにゃ

118
シリーズ五作目。上手い具合に比奈子の故郷、長野を絡めてきたね。幼児の遺体損壊に動物の虐待と酷い事件ばかりの一冊。野比先生のお話も気になるし、比奈子と都夜の成り行きも気になるし次作が楽しみ。2022/01/19

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