出版社内容情報
刀が落ち目の時代、刀の周りが騒がしい。女剣士×お庭番、シリーズ第三弾!情報収集のための鑑定屋〈猫神堂〉に持ち込まれた名刀〈国広〉。なんと下駄屋の店先に置き去りにされていたという。百八十両はする刀が何故? 時代の変化が芽吹く江戸を、元腕利きお庭番と美しき女剣士が駆け巡る!
風野 真知雄[カゼノ マチオ]
1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒。1992年「黒牛と妖怪」で歴史文学賞受賞。作品に「妻は、くノ一」シリーズのほか、「耳袋秘帖」シリーズ、「四十郎化け物始末」シリーズ、「大名やくざ」シリーズなどがある。
内容説明
徳川家に不吉を成す刀“村正”収集のため、元お庭番の猫神と、彼を慕う女剣士・七緒が営む刀剣鑑定屋“猫神堂”。刀が引き起こす事件を鮮やかに解決する2人だが、同じく“村正”を集める紀州忍軍がついに猫神の存在を嗅ぎつける。一方、もう一人の女剣士・ゆみ江は“ねずみ村正”に魅入られたように悪漢斬りを続けていた。折しも、江戸の空を巨大な星が横切り、刀を巡る者たちの運命を動かし始めた―。痛快シリーズ第3弾!書き下ろし時代小説。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年に「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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