蝶結び―かわら版売り事件帖

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蝶結び―かわら版売り事件帖

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041038161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

絡み合う心と事件。 この結び目は、ほどけるのか──。父とふたり暮らしのおみつは、父甚助の様子がおかしいのを心配していた。母に先立たれてから、三度ほど、突然人が変わったような口ぶりになっている時があるのだ──。生真面目で、かわら版を読むことだけが楽しみな父はどうしてしまったのだろう。
一方、かわら版売りの才助は、泥酔して目を覚ますと、見知らぬ女の股枕で寝ていた。さらにその部屋の隅には、死体の男が……。女の顔にも、死体にも身に覚えがない才助は、戯作者の青山孫四郎に先程の出来事を打ち明けるのだった。すると、驚いたことに孫四郎は、ひと月ほどまえのかわら版の記事に状況が似ているというのだ。創作のかわら版が現実になったのか? 才助と孫四郎は、事の真相を確かめようとするが──。

犬飼 六岐[イヌカイ ロッキ]
1964年大阪府生まれ。大阪教育大学卒。公務員を経て執筆活動に入る。2000年、『筋違い半介』で第68回小説現代新人賞を受賞、2011年『蛻』で第144回直木賞候補となる。作品は他に、『囲碁小町嫁入り七番勝負』『吉岡清三郎貸腕帳』『与太話浮気横槍』『やさぐれ』などがある。

内容説明

父と二人暮らしのおみつは、父甚助の様子がおかしいのを心配していた。母に先立たれてから、三度ほど、突然ひとが変わったような口ぶりになっている時があったのだ―。生真面目で、かわら版を読むことだけが楽しみな父はどうしてしまったのだろう。一方、かわら版売りの才助は、泥酔して目を覚ますと、見知らぬ女の股枕で寝ていた。さらにその部屋の隅には、血まみれの死体が…。女の顔にも、死体にも見覚えがない才助は、戯作者の青山孫四郎に先程の出来事を打ち明けるのだった。すると、驚いたことに孫四郎は、ひと月ほどまえのかわら版の記事に状況が似ているというのだ。創作のかわら版が現実になったのか?才助と孫四郎は、事の真相を確かめようとするが―。気鋭の著者が放つ長篇時代小説。

著者等紹介

犬飼六岐[イヌカイロッキ]
1964年大阪生まれ。大阪教育大学を卒業後、公務員などを経て、2000年『筋違い半介』で第68回小説現代新人賞を受賞しデビュー。11年、『蛻』が第144回直木賞候補となる。洒脱な文体と現代的な感覚で、時代小説の書き手として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuna Ioki☆

15
2160-380-1 初読み作家444人目。ちょっと合わなかったみたい💦2021/12/02

こおり

10
面白かったんだけど、なんかまとまりが無いというかバラバラな感じというか。孫四郎の心の動きが今ひとつしっくりこないからか?うーむ、前作があるようなのでそれを読んでみるとしよう。感じ方が変わるかも2017/02/21

toshi

9
最初メーンストーリの間に何の関係も無い話が挟まっていて何のことかさっぱりわからず、読み返してみたりしたけど謎のまま。それがいつの間にかメーンストーリになって行くと言う変わった構成。詰まらなくは無いし、伏線をきちんと回収してちゃんと出来でいるけれど、それほど面白くない。 そもそも孫四郎の行動原理がイマイチ理解できない。 しかも構成が物語の流れを無視してバラバラだったり、突然場面が切り替わっと思ったらいつの間にか物語が進んでいたりと言う書きばかりで読みにくい。 どうもこの作者とは相性が悪いみたい。2022/11/20

わさび

6
切ない終わり方で、ハッピーエンド好きとしては、かなしい。2017/05/30

sai

6
かわら版の読売り才助と戯作者孫四郎の二人が事件の解決のために動く事件帖だが、物足りなさが残る内容だったかなぁ~2017/03/11

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