出版社内容情報
非道な武士たちを相手に、阿久津の剣が冴える。浅草田原町〈たそがれ横丁〉の長屋に一人で住み、武士に生まれながら物を売って暮らす阿久津弥十郎。ある日、三人の武士に襲われた女人を助けるが、それをきっかけに、横丁の面々と共に思わぬ陰謀に巻き込まれ……?
鳥羽 亮[トバ リョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。
内容説明
浅草田原町・たそがれ横丁の長屋に住み、武士に生まれながら物を売って暮らす阿久津弥十郎。ある日、町中で三人の武士に襲われた女人・きよを助けるが、きよとその夫である矢代恭之助は、以前から何者かに命を狙われ続けていた。二人を長屋にかくまう阿久津だが、謎の刺客の魔の手は横丁にも伸びはじめる。その裏には、欲望渦巻く悪しき陰謀があった…。情に厚い横丁の手練たちが、無辜の夫婦を守るため立ち上がる!書き下ろし長篇時代小説。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍。著書は200冊を超え、2012年、第1回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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