校閲ガール ア・ラ・モード

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041036440
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「校閲ガール」のまわりも大変! 出版社・景凡社の面々のオモテウラ満載

「校閲ガール」のまわりも大変! 出版社・景凡社の面々のオモテウラ満載
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出版社の校閲部で働く河野悦子(こうの・えつこ)。部の同僚や上司、同期のファッション誌や文芸の編集者など、彼女をとりまく人たちも色々抱えていて……。日々の仕事への活力が湧く、ワーキングエンタメ第二弾!
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憧れのファッション雑誌の編集者を夢見て、総合出版社・景凡社に就職した河野悦子。
しかし、「名前がそれっぽい」という理由で(!?)、悦子が配属されたのは校閲部だった。

入社して2年目、ファッション誌への異動を夢見て苦手な文芸書の校閲原稿に向かい合う日々を過ごす悦子。
そして明るく一直線な彼女の周りには、個性豊かな仕事仲間もたくさん。
悦子の同期で、帰国子女のファッション誌編集者、
これまた同期の東大出身カタブツ文芸編集者、
校閲部同僚でよきアドバイスをくれる、グレーゾーン(オネエ系)のお洒落男子、
悦子の天敵(!?)のテキトー編集男、
エリンギに似ている校閲部の部長、
なぜか悦子を気に入るベテラン作家、などなど、
彼ら彼女らも、日々の仕事の悩みや、驚くべき過去があって……。
読むと元気が出るワーキングエンタメ!

内容説明

ファッション誌編集者、校閲部の同僚、文芸編集者、大御所作家…出版社・景凡社の面々と周囲のオモテウラ満載。

著者等紹介

宮木あや子[ミヤギアヤコ]
1976年、神奈川県生まれ。2006年、『花宵道中』で第5回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞をダブル受賞しデビュー。2013年、『セレモニー黒真珠』で第9回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

514
校閲ガールこと河野悦子の周りの人々が主人公のお話。ああだこうだ文句言いながらも一生懸命でしかも校閲の仕事にかなり向いてる感じのところが米岡さんのお話のところで分かって良かった。色々な人の視点で描かれることによってそれぞれのバックボーンを持つ人たちがひとつの会社に集まって様々な気持ちで働いている雰囲気が感じられて楽しく読めた。でも岩藤さんの彼氏はあまり好きじゃないかな^^;あまりにも悦子の出番が少なくアフロくんとの恋がどうなったのかまでは読めなかったのでさらなる続編をぜひ読みたい。2016/01/29

ミカママ

336
なるほどねぇ 、ア・ラ・モード、そう来ましたか?!出版業界のウラオモテを、あや子さんがオサレで軽快に綴ってくれます。このまま『トルネード』へ♡2017/11/16

AKIKO-WILL

321
続編だけど、主演?の悦子はこの本では脇役的で悦子の周りの方達の話になってます。男でも女でもない米岡さんの話は面白かった!あと、貝塚さんが悦子に嫉妬も?森尾さんに玉砕されてショックなはずだけど、悦子のコトが気になりだしたのか?これは、まだまだシリーズとして続きそうですね!巻末の漫画が予告編なのかな?アフロとどうなるのか?そちらが気になる!2016/04/30

三代目 びあだいまおう

307
校閲ガールは前作もドラマも面白かった。本作は脇役の皆が主役の短編。ちょっとしか出ない悦子がやっぱいい味出してます!そして後半のおじさん(?)連中のくだりはグッときました!本を読む身の端くれとして、この校閲作業を行ってる方々に感謝です。そして、無名の作家さんを掘り出し売り出し、私たちに感動と幸せを届けてくれる営業の方々にも感謝!私の拙いレビューのモットーの一つに『作家さんを呼び捨てにしない』を掲げてます!一冊の本に関わる様々な人の多大なるご努力に接し、携わる全ての方への感謝と益々読書の魅力を感じます‼️🙇2019/08/11

hiro

282
『校閲ガール』の続編。校閲ガールこと河野悦子は脇役となった連作短編集。「皇帝の宿」は読んでいる途中まで気づかなかったが『サイドストーリーズ』で既読だった。ファッション誌編集者、校閲部の先輩と部長、文芸編集者、大御所作家と、悦子の目線では見えなかったその人たちの人生が見えてくる。当たり前のことだが、人のそれぞれの人生があるから、この世の中は面白い。悦子の校閲の腕も確実に上がっているようで、次は悦子が主人公の続編を期待するが、宣伝のように出てきた悦子が登場するという宮木さんの他の作品も読んでみようと思う。2016/03/19

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