出版社内容情報
映像化続々・当代一の人気作家のエッセンスがここに!
『図書館戦争』『レインツリーの国』『植物図鑑』ほか映像化続々の人気作家・初のエッセイ集!
日々の生きるつれづれ、創作の裏側、大好きな本や映画、敬愛する人びと、ふるさと高知のことなど、デビュー書籍刊行前から現在までに綴った90本超に、それぞれ振り返りのコメントを書き下ろし。
現在入手困難な「ほっと文庫」に収録された短編「ゆず、香る」と、片想いがテーマの恋愛掌編「彼の本棚」の、小説2編も特別収録。
当代一の人気作家のエッセンスがここに!
内容説明
有川浩初のエッセイ集!デビュー書籍刊行前の2003年~現在までの、想いがこもった全94本+小説2編。
目次
書くこと、読むこと、生きること
この本大好き!
映画も黙っちゃいられない
いとしい人、場所、ものごと
ふるさと高知
特別収録小説
著者等紹介
有川浩[アリカワヒロ]
高知県生まれ。第10回電撃小説大賞『塩の街wish on my precious』で2004年デビュー。2作目の『空の中』が絶賛を浴び、『図書館戦争』シリーズで大ブレイク。その後、『植物図鑑』『キケン』『県庁おもてなし課』『旅猫リポート』で、4年連続ブクログ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
705
有川浩の小説は結構読んでいますが、今回初めてのエッセイ集を読みました。まずはタイトル「倒れるときは前のめり」が良いですネ。土佐の人らしく「坂本龍馬」的ハンサムさを感じます。著者の人となり、生き方がリアルに感じられ、好感が持てました。表紙のイラストから柚子や特産の柑橘類の爽やかな香りが漂って来ます。【振り返って一言】も良い味が出ています。ただ残念なのは、色んな媒体に書いた寄せ集めなので、かなり重複する内容の文章がありました。多少間引いてもう少し薄くするか、短編の続編を掲載しても良かったんではないでしょうか?2016/03/13
OCEAN8380
613
エッセイなのでゆっくり読もうと思ったけれど面白くて一気に読んでしまいました。震災の話はとても良かった、自粛するより経済を回せ!その通りだと思います。2016/04/24
しんごろ
392
【サイン本】有川浩さんのエッセイ!震災支援にたいする考え、観光にたいする考えなど共感するものがいっぱいありました。そんな中で個人的には『この本大好き!』の章が肩肘張らずに、ニコッとしちゃうくらい楽しく読めました(^^)収録されてるふたつの短編も面白く、『彼の本棚』は続きをぜひ書いてほしいし、『ゆず、香る』は心を温かくさせてくれました(^^)いや~、有川浩作品ってホントにいいですね(^-^)2017/09/24
ウッディ
369
有川浩さんのエッセイ。掲載されたメデイアも年代もバラバラなせいで、少し読みにくかった。‥けど、彼女の小説の裏話や着想を語る「自作解説」、そして好きな本や映画についてのエッセイは、有川小説の舞台裏を知ったようで嬉しかった。できうれば、最新刊まで全部の自作解説を希望! なにより、特別収録小説の「彼の本棚」と「ゆず、香る」が良かった。やはり、自分はこの人の「エッセイより、小説が好き」と、再認識した一冊でした。2017/11/19
三代目 びあだいまおう
336
有川さんが大好き!有川さんが隣にいて、少々聞き上手な私の横で自由に話してくれる感じ!なんという幸せ!周りに迎合せず、かといって周りを敵視するのでもない、潔くて心地よい共感を得る。傑作のシアターシリーズ、続編を出さないと決めた著者の憤りと喪失感もわかるなぁ。ますます有川さんを追いかけ応援したい!その有川さんのエッセイ。エッセイ集に一体いくつの折り目を付けた?有川さん好きは必読。そして、これ読んだら有川さんをもっと好きになるはず!書いてる内にキャラが勝手に動き出す作風、多分それを天才と称するんだろうね‼️🙇2019/11/09
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