角川ホラー文庫<br> 怪談狩り―市朗百物語

個数:
電子版価格
¥704
  • 電子版あり

角川ホラー文庫
怪談狩り―市朗百物語

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月04日 15時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041036327
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『新耳袋』の中山市朗が、満を持して放つ本当に怖い怪談実話六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、演劇部に伝わる黒い子供、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談……。現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。

中山 市朗[ナカヤマ イチロウ]
中山市朗(なかやま・いちろう)兵庫県生まれ。怪異蒐集家、放送作家、オカルト研究家。クリエーター養成塾「作劇塾」塾長。木原浩勝氏との共著『現代百物語 新耳袋』(全十夜)は、ロングセラーとなった。著書に『怪異実聞録 なまなりさん』『聖徳太子 四天王寺の暗号』『怪談狩り 市朗百物語』『怪談狩り 赤い顔 市朗百物語』などがある。

内容説明

「新耳袋」シリーズの著者・中山市朗が、現実世界の歪みから滲みだす恐怖と、拭いきれない違和感を狩り集める。モニターのノイズの中に映りこんだ拝む老女、六甲山を取材中にテレビのロケ隊が目撃した異様なモノ、無人の講堂から聞こえてくるカゴメ唄、演劇部に代々伝わる黒い子供、遺体に肩を叩かれた納棺師の体験談…。1話読むごとに、澱のような不安が、静かに、しかし確実に蓄積されてゆく―厳選した100話を収録。

目次

右手さんと左手さん
祖父の足音
ダイヤの指輪
野球部のファン
深夜のバスケ
般若
ニュース映像
ノック音
水滴
ぬかるみ〔ほか〕

著者等紹介

中山市朗[ナカヤマイチロウ]
兵庫県生まれ。怪異蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

81
久しぶりの中山市朗さんの実話系怪談集を読みました。『新耳袋』時代から相変わらず勢いは衰えていない。100話あるのですが、その中でも「黒いバイク」なんかは犬神家の一族も真っ青な死に方だったりする。また「盛り砂」に書かれてあった、ある村に伝わる祟りについての調査。取材途中なので詳細は書けないと書かれており続報が気になります!その村、芸人ガリガリガリクソンさんからの情報とのことですが、調べてみたらガリガリガリクソンさん自身が結構怪談をやってるんですね。芸人って多彩だなぁと感心しました。2017/07/03

HANA

62
実話怪談集。民話調の妖怪譚から幽霊話、奇妙な話まで幅広く収録されている。特に凄みがあるというわけではないけれども、真打が古典落語をやるようなゆったりした安心感があるようにも思える。やたら人間臭いタクシー幽霊の変形みたいなのも面白かったけど、「死因」の警察が遺族に見せられないビデオというのも読んでいると随分懐かしい気分に浸れる。昔の都市伝説でそういうのあったなあ。妖怪譚の方は一反木綿とか茶袋とか出てきてほんわかした気分になれたし。決して怖くはないんだけど、端正でバラエティに富んだ一冊でありました。2016/08/04

田中

41
「四十七話」は、階段を下ったのに、なぜか上の階から降りてきた。移動している(歩も進めている)のに再び元の地点に戻ってしまった。本当に不思議な現象だ。時空のゆがみはあるのだろう。現場にいた当事者全員が単純に驚いた。「第八十話」は、何度も、何回も、続いたスナックでの異様。不気味で気持ち悪い話だ。唐突にまとわりつかれ、吞みこまれ、障(さわ)りが連発する。こんなタチの悪い霊が、なぜ、その店に関わったのか判別できない。そのマスターは、運が悪いというか、気の毒だったとしか言いようがない。2020/04/01

p.ntsk

35
『新耳袋』に続く実話怪談シリーズの第一弾。様々な種類の怪談が収められている。「自殺の名所」「磯釣り」「噂の通り」は怪談の定番という感じ。「深夜の工事現場」「振動」「だれだっけ?」「列車事故」は怖いというより不可思議さが際立つ。「ここは八階」「私、お化け?」「中座の風呂」「照明係のゲンさん」「夜の楽屋」「叩く音」は大阪千日前という場所柄が関係か。「黒いバイク」「踏切の地図」はシンプルに怖かった。「六甲山の歩道橋」「六甲山の展望台」「六甲山の展望台、その後」は著者自身が関わっているせいか生々しさを感じた。2023/11/09

ザ ネ

35
百物語なので1話1話が短いので、時間が空いた時に軽く読める。個人的にはあんまり怖くなかった。怖いってより不思議、ホッコリとか切ないなあと思う話が多かった気がする。最後の列車事故は最後そこに繋がるのか!と思ったらゾッとするとともに、悲しくなった。2019/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11041666
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品