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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
63
今日が発売日。「遠回りする雛」の途中まで。古典部シリーズは小説で「氷菓」を読んでから10年以上の読書の友です。今から来年の春が待ち遠しいですね。あの年代のみんながみんな、こんな感覚で日常を送っているとは思えないけど、すごくピュアです。大人ならきっと適当にごまかして、波風を立てずにすませるのでしょう。その気持ちに触れるだけでも読み甲斐がありました。2019/05/25
あなほりふくろう
33
小説のときは気づかなかったけど「手作りチョコレート事件」と「遠回りする雛」って対になってるんですね。里志にとって摩耶花は大切な存在だが、彼女が自分のポリシーを脅かすという葛藤を呼び込んでいる。省エネ主義の奉太郎は千反田に対して「もっと関わりたい」と考えるようになっている。彼らが自ら課した枷とどう向き合うか、それは今後を見守るばかり。が、里志の誠実さに非常に好感を覚えたし、奉太郎が見せた変化にもやはり、好ましいものを覚えたのだった。で、オチはやはりの千反田さん、この方意外と成長がないw2019/06/02
レリナ
27
久々の新刊。バレンタインに雛祭り。今回も謎解き要素満載で楽しめた。氷菓はアニメ化で知ったが、すっかり漫画版の氷菓が今では好きになっている。まだ連載が続くとのことなので、次巻の発売も気長に待ちたい。ホータロー達の活躍をもっと見ていたいので、続くのは自分にとっては朗報だ。えるの発言で終わったので、かなり続きが気になるところで終わった。次巻発売まで我慢しきれるだろうか?また新たな騒動が起こったので、ホータロー達がどう解決していくのか、楽しみ。次巻に期待。2019/05/28
不自他
24
『手作りチョコレート事件』と『遠まわりする雛』(アニメ21,22話・4巻『~雛』収録)。どちらも作中では恋愛要素が強めの話。青春だなぁ。『雛』の謎解きは次巻に持ち越し。生き雛で千反田さんが悠然としていたせいで、別世界の人になった様で寂しかったけど戻ってきた時、いつも以上に無邪気でほっとした。相変わらず見事な出来栄えだったけど唯一惜しかったのは、奉太郎君と伊原さんがサシで対話する場面がカットされてたこと。 2019/05/26
本木英朗
18
えるの地元の神社で行われる「生き雛まつり」の手伝いを頼まれた奉太郎。自分が通ってきた長久橋が、工事で通れなくなることを告げると、現場の氏子たちに衝撃が走った。そんな中、奉太郎はえるに呼び出されたのだが……という12巻である。というか前半は、11巻からの続きのバレンタイン・デーの話。こちらの方も、後半の話の方も、どちらも超よかったです、ハイ。さすが原作者・米澤穂信と漫画家・タスクオーナである。超大満足でした! ……ではではまた!!2025/02/01