出版社内容情報
突然、異世界に飛ばされてしまったムナ。おぼえているのは自分の名前だけ?
ある晩、星空の観測をしていたムナは、大好きなひいばあをむかえに来た、という不思議な少年の邪魔をするために持っていたカードを取り上げてしまいます。と、その瞬間、ムナは異世界に飛ばされて! 忘れの森のスミレたちによって裁判を受け、気持ち悪いバケモノが追いかけてくるゾンビランに放り込まれますが、クマのボーに助けられます。トンデモ世界のルールによって、桶学校に通うことになったムナ。でも学校には恐ろしい謎があるようでした。なぜ生徒は桶を作らされているのか、担任の先生がなぜロバなのか、だれも知りません。学校には悪い魔女の呪いがかけられていたのです。ムナは友だちになった桶学校の生徒たちと力を合わせて学校の呪いを解こうとしますが……! 主人公の女の子が、自分の存在を取り戻すための冒険にでかける物語。「現代版オズの魔法使い」です!
第1章 暗やみからの使者
忘れの森のスミレたち ゾンビラン洞窟とアナグマのボー
第2章
ゆらぎの里 雪原 水晶球の宮 身元しらべ 会議
第3章 ロトの桶学校
ロバの先生 校長先生と黒の教頭先生
第4章 森へ
原木のゲット 白猫のブランと黒猫のノアール 赤いきのこ帽のターシャ
第5章 桶学校の秘密
黒魔女のマーシャ 脱出 作戦会議
第6章 魔女の記憶
黒魔女マーシャとの対決 ピンク色の蜘蛛の巣 ふしぎな時間と偶然と必然
最終話 青い星のムナ
内容説明
星空観測の夜、突然現れた男の子のせいで、トンデモな世界に飛ばされちゃったムナ。記憶をなくし、かすかに覚えているのは自分の名前だけだった。スミレの花の精の裁判を受け、ゾンビラン洞窟でバケモノに追いかけられ、あやしげな学校に通うことに…。しかもこの学校、どうやら魔女の呪いにかかっているらしい?クラスメートになった別世界の友だちと一緒に、魔女と対決するムナは自分の存在を取り戻して、元の世界にもどれるの?
著者等紹介
井上夕香[イノウエユウカ]
童話作家。毎日新聞児童小説新人賞、小川未明文学賞優秀賞等、受賞
エヴァーソン朋子[エヴァーソントモコ]
イラストレーター。書籍、雑誌、広告等の仕事を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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