角川文庫<br> GONINサーガ

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角川文庫
GONINサーガ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 385p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041034934
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本映画界を席巻した傑作「GONIN」の待望の続編。19年前の暴力団大越組襲撃事件の遺児たちの数奇な運命を描く、濃密なバイオレンス・エンタテインメント。鬼才・石井隆監督による初の書きおろし原作

内容説明

五人組による、暴力団大越組襲撃事件から19年。大越組の若頭の遺児・勇人は母を支えながらまっとうな人生を歩み、組長の遺児・大輔は壊滅した大越組再興の夢を抱いていた。事件を追う謎のルポライターの出現とともに、遺された者たちの歯車は大きく軋み始め、GONINの血と宿命に抗う新たな闘いが幕を開ける―。日本映画界を席巻した傑作「GONIN」の待望の続編。鬼才・石井隆監督自身による初の書き下ろし原作小説。

著者等紹介

石井隆[イシイタカシ]
1946年生まれ。宮城県出身。早稲田大学卒業後、劇画家デビュー。「天使のはらわた」(77)が大ヒットし、78年から日活ロマンポルノにてシリーズ映画化される。原作者・脚本家として88年、『天使のはらわた 赤い眩暈』で監督デビュー。『死んでもいい』(92)で第33回テッサロニキ国際映画祭最優秀監督賞受賞、第10回トリノ国際映画祭審査員特別賞など国内外の映画賞を多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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daiyuuki

19
日本映画界を席巻した傑作「GONIN」の待望の続編。19年前の暴力団大越組襲撃事件の遺児たちの数奇な運命を描く、濃密なバイオレンス・エンタテインメント。鬼才・石井隆監督による初の書きおろし原作!前半は前作GONINで語られなかった万代たちの生い立ちや家族関係や心情が描かれ、中盤からGONINサーガでの前作の死んだ遺族たちの生い立ちや心情が、石井隆独特な詩情溢れる表現で描かれ、今月末公開の映画版の予習にもってこいの小説版です。2015/09/12

tarou miz

11
原作、脚本、監督をした人のノベライズという変わった形態ですが小説としても魅力的な一冊。映画を観たひとでも、まったく映画を観ないつもりのひとでも楽しめる読み物として成立してます。映画は上映館が少なくなって終了してるところも多いけど、そちらのほうもよろしければ是非(あれ?宣伝になっちゃった・・)2015/10/15

tom1969

6
激バイオレンスです。全編殺しあいですが、複雑に連鎖する人間関係が飽きさせない繋がりを構築してます。が、そんなのは無視して読破します。何かが残るとか感想とか一切無しで、たまには非人間にドップリでした。(往年のヤクザ映画でした)2015/09/29

hikarunoir

5
「火の蛾」や森田童子への拘りなど、前作で端折られた詳細に言及が加えられ、映画版での不明点も多々明らかになるこちらこそサーガ。2016/11/01

うなぎねこ

3
19年前のGONINの概要や気持ちも入っている本。ある意味ファンブック2015/10/05

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