ドクター・ホワイト

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041034637
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

稀代のヒットメーカーが贈る、 最先端医療小説!

『金田一少年の事件簿』、『神の雫』原作者にして稀代のヒットメーカーが贈る、最先端医療小説!


編集者の狩岡将貴は早朝の公園で白衣のみを纏った謎の美少女・白夜と出会った。自らの素性を全く明かさない彼女だったが、突然、狩岡の持病である胃痛の原因をさらりと言い当てる。さらに、狩岡の知人の病院に連れられた彼女は、そこで見過ごされていた数多くの誤診を次々に指摘していくのだった。
彼女は一体何者なのか。医学界の常識を打ち破る「診断」をする白夜に対して、様々な思惑が絡み合い――。

〈絶賛の声、続々〉
こんなにヤバい真実書いちゃって、医療業界、大丈夫?
――堀江貴文

21世紀のブラック・ジャックが現れた!
――乙武洋匡

面白い、面白い、面白い!
医療探偵小説という新ジャンルを、この作品はこじ開けた。
――名越康文(精神科医)

内容説明

編集者の狩岡将貴は早朝の公園で白衣のみを纏った謎の美少女・白夜と出会った。自らの素性を全く明かさない彼女だったが、突然、狩岡の持病である胃痛の原因をさらにと言い当てる。さらに、狩岡の知人の病院に連れられた彼女は、そこで見過ごされていた数多くの誤診を次々に指摘していくのだった。彼女は一体何者なのか。医学界の常識を打ち破る「診断」をする白夜に対して、様々な思惑が絡み合い―。

著者等紹介

樹林伸[キバヤシシン]
1962年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。漫画の原作者として活躍。2010年『神の雫』がフランスの代表的なワイン誌によって「ワイン今年の人」特別賞(最高賞)に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

60
久し振りに妖でもBLでもなく、面白い本に出会えました。昔歌でありましたよね♬霧の中の少女~って。井の頭公園に現れた白衣のみしか身に付けてない少女を見つけたのは編集者の狩岡将貴。友人の病院に担ぎ込む。ここまではネタバレでもない。ここからが面白いのです。仮の名前を付けられた白夜が患者に的確な診断をする。医療ミステリーと病院の乗っ取りに関わる病院系列のチェーン店みたいな業者、そして白夜に関わる怪しい影・・絶対面白いです。続きいきます(#^^#)2022/01/05

らむり

52
身も心も真っ白だけど、なぜか医学知識だけは詳しい白夜。この設定に、俄然興味湧きましたが…。2015/12/19

たか

48
早朝の井の頭公園、ジョギング中の編集者の狩岡将貴は霧の中から現れた白衣の美少女白夜に出会う。素性を明かさない彼女を知人の病院に運ぶがそこで白夜は並外れた医療の知識で疾患を診断していく。白夜は一体何者なのか? 医療ミステリとして前半から疾患の症状や病名等ワクワクしながら読めた。白夜を取り巻く大きな謎を背景に白夜の活躍を描く連作短編だが、本作では白夜の背景は謎のままで次作に引き継がれる。 不穏な空気を背景に医療現場での謎の疾患を白夜の豊富な医療知識で診断し解明していく連作医療ミステリ小説。 ★★★✩✩ 3.02021/12/26

ren5000

39
樹林さんはマンガでは読んだことはありますが小説は初めてで、ちょっと『サイコメトラーEIJI』とテイストが似ています。こちらは謎の少女が卓越した観察眼と医療知識で原因不明の病気の本質を言い当てていきます。この少女がすごすきて他の医者がバカみたいに見えます(笑)今回はプロローグな感じで次作からは白夜の過去の話などが描かれるのかな?楽しみです。2016/02/07

薦渕雅春

33
少し前に浜辺美波さん主演で放映されたテレビドラマの原作。7年ほど前の作品。初めて読む作家さんだと思っていたが「金田一少年の事件簿」「BLOODY MONDAY」「神の雫」とかの原作者とのこと。原作の主人公、雪村白夜さん、浜辺美波さんがイメージぴったり。医療モノのテレビドラマは多いが、新しいタイプのストーリーだと思った。テレビドラマの方がだいぶん話を膨らませていたようだし、事件性をちゃんと描いてた。テレビドラマでのラストは無理筋な所も感じたが、原作の方では不完全燃焼の感もあり、まだ続きがあるような気がした。2022/06/04

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