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出版社内容情報
80年前にも侍ジャパンは結成されていた! 彼らは何を求めて戦ったのか?
まだ人種差別が歴然と存在した1930年代のアメリカで、有色人種でも参加できる野球の世界一決定戦が開催された。白人の白、黒人の黒、アメリカ先住民の赤、日本人の黄。「4つの色の祭典」は人々を熱狂させた。
内容説明
「日本人の野球道」を伝えようとした先人たちの思いが胸に迫る、ヒストリカル・スポーツ・ノンフィクション。
目次
カンザス州ウィチタへ
ハップ・デューモントの大いなる着想
申込み殺到
日本チームのメンバー
ウィチタに着くまでに
大会前のサチェル・ペイジ
大会始まる
敗者復活戦
白黒混合チームの進撃
帰路の「ニッポニーズ」
ゲームは続く
日本人とベースボール
野球の効用
野球を皆のものに
著者等紹介
佐山和夫[サヤマカズオ]
1936年、和歌山県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。『史上最高の投手はだれか』(潮出版社)で84年度潮ノンフィクション賞、『野球とクジラ』(河出書房新社)で93年度ミズノスポーツライター賞、ベーブ・ルースの研究で95年度Joseph Astman Awardなどを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
10
久しぶりに、佐山さんの著作を読む。ライフワークであるニグロリーグに絡めて、当時日本人のチームがあったと言う。この時代よりも前に映画にもなった、バンクーバー朝日の活躍もあるが、そのことには触れていない。ニグロリーグの主役ペイジはスーパースターとしてその存在を誇示しているが、やはりテーマは人種問題になると思う。ジャッキー・ロビンソンのメジャーデビューも華やかな裏に、消えない差別は存在していただろうし、今でもすべてが消えたとは思っていない。著書では、野球界は進歩的な世界と位置づけているのが救いなのかもしれない。2015/12/31
速読おやじ
9
魅力的なタイトルとは対照的に中味はとても地味なレポート。日本チームの話も何とも歴史を感じるのだが、今まで余り聞いたこともない黒人のスーパーな選手がいたことに驚愕。その名はサチェル・ペイジ。過去最高の野球選手と言われているが、黒人であるが故にMLBに入団したのは42歳。ニグロリーグで大活躍し、MLBとの非公式戦ではMLBを圧倒。サチェル・ペイジを知ることができただけでも本書を読む価値あった。2017/11/04
takao
1
ふむ2019/08/05
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