あやしい探検隊 台湾ニワトリ島乱入

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041033807
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「あやしい探検隊」三部作ファイナル! 知られざる台湾の裏側へ乱入だ!

ビールだマグロだ宴会だ! 過去最大の怪しいメンバーが台湾東南の田舎町に集結。ニワトリに包囲された一軒家で目的のない大集団合宿を敢行する。謎のうどんと格闘し、離島でマグロを狙い、小学生に真剣野球勝負を挑み、即席楽団が町を練り歩く。ひらひらやふにゃへらを相手にシーナ隊長はどう立ち向かうのか? 抱腹絶倒暴飲無駄酔的満腹御礼の完全カキオロシ三部作ファイナル! 
本編に加えて、著者自ら撮影した写真グラビア(カラー8頁)や、シーナ隊長や隊員が「あやしい探検隊」を振り返る座談会を巻末に収録。さらに盟友・沢野ひとしによるイラスト、四コマ漫画を豊富に散りばめたファン必携の一冊。

【著者紹介】
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内容説明

完全カキオロシ三部作ファイナル!過去最大の怪しいメンバーが台湾南東の田舎町に集結!謎のうどんと格闘し小学生と真剣野球勝負する。よーし、ビールだマグロだ宴会だ!知られざる台湾の裏側へ乱入!目的のない大集団合宿、最新刊にして完結編!

目次

わしらのいくとこ何処ですか
信用できない台湾うどん
おれたちを待っていたような合宿所
南海マグロ・カツオ作戦
だから確かに怪しい集団
目的のわからない大宴会
爆飲的無駄酔的下呂吐中心
アミ族少年団との激闘
あやたん軽音楽部、町を行く
さらばニワトリたちよ、コウモリ君よ元気でな
特別座談会 朝までまだ飲むぞ

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京都生まれ。作家。「本の雑誌」初代編集長。写真家、映画監督としても活躍。『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

34
台湾の本と思って読みましたが、そうではなく、不良男子がいい歳こいて楽しそうに人生を謳歌している様をルポした内容でした。とても楽しそうで、羨ましいというか、読んでいて羨望を覚える内容に、衝撃を受けたのであります。行き当たり場当たり的に、大の大人が、ふざけながら、あるいは、真面目に旅程を整えて挑むといったところの面白さ、大人の合宿というまさにその通りの旅日記なのだけども、凄く面白そうで、また楽しそうな姿が、読んでいて嬉しいと思えるほど面白い本でした。こんな駄目な大人になりたいなぁと、40過ぎて思うところ。2018/03/27

すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です

24
椎名さん率いる約30名の雑魚釣り隊の台湾合宿での顛末を記したエッセイ。とは言うもののほぼ美味しいもの食べてビールを鬼のように消費するだけの合宿だ。唯一、雑魚釣り隊らしい行動といえば、マグロ・カツオ釣りに挑戦したくらいで、その獲物も大量のビールとともに、皆の胃袋におさまる。しかし、一応合宿というからには外食ばかりしているワケではない。ほとんど毎日は料理担当の隊員の手料理で、工夫された一品一品が美味しそうであり、読んでいると腹が減るし、ビールが欲しくなるという困った一冊である。登場人物が多すぎて覚えられないが2020/09/05

kaoriction@感想は気まぐれに

23
「一人で都会の片隅のバーかなにかのカウンターの端のほうに座ってドライマティーニなんか頼み、ハードボイルドみたいな飲み方はいやなのだ」。そういう おじさんの雑記。村上春樹風?な飲み方より、結局私は、こちら側のタイプなんだろうなぁと今更ながらに自認。根本は椎名誠タイプなんだなぁ、と。さて、この台湾編があやしい探検隊ラスト。名残惜しさもあり、行ったり来たりしながら読んだ。相変わらず、おじさん達が 食べて飲んでだが、楽しそうなのが何より。自分も楽しい気分。そういうのがいい。→2020/09/03

ikedama99

22
図書館の本。またがんばったんだ・・と思って読む。北海道、済州島、この台湾で3部作最後だというが、これまでで一番のはじけっぷりかもしれない。でも椎名さんは、中心から少し離れた場所にいるような感じを持つ。70代の参加者ということで、びっくり。最後の座談会で、最初の頃の話があり、最後にはこれまでの探検隊の本の出版状況もあり、資料としても面白いかも・・。2020/10/04

ふじかれー

22
怪しい探検シリーズのファイナル。今回はかなり合宿生活もシステム化され、ハチャメチャぶりが少なかったかな。こういうアホな仲間がいつまでもいるのはほんまに貴重で、うらやましい。こんなのやってみたい衝動にかられます。椎名さんも70オーバー。いつまでもバカ旅を続けてほしいと切に願います。2017/05/16

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