出版社内容情報
今野 敏[コンノ ビン]
著・文・その他
内容説明
深夜の渋谷のクラブで15人もの惨殺死体が発見された。店内で従業員や客同士が互いに殺し合ったというのだ。急遽、現場に駆り出された警視庁生活安全部の富野輝彦は、現場に残されたマドラーの六芒星に違和感を覚える。さらに、都内各所で同様の事件が続発。各々の現場でもどこかに六芒星のマークが残されていた。常識外れの殺人事件に、富野は祓師の鬼龍光一に再び協力を求めるが…。異色のコンビが、驚愕の真相に迫る。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道生まれ。78年、上智大学在学中に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て執筆活動に専念。2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞、第61回日本推理作家協会賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
66
シリーズ第3作。今回は酷い。殺戮!!!いくら亡者でも酷すぎる!犯人は意外な人物、だけど一見普通の人がこういう残酷な殺人者なんですよね。犬神の呪いが出て来て驚き!蠱術は内藤了先生の本にも出て来たので有名なのでしょうか。富野刑事の活躍が益々楽しみです😊2024/01/29
はつばあば
52
何も考えずに本の中に入り込むのが一番いい手かも。今回も一番の悪玉が外面如菩薩のような態度で富野刑事を籠絡しようとしましたが、流石トミノナガスネ彦の末裔。最後に見破りました。ただ闘ったのは鬼龍でしたがね(^_^;)。次は「豹変」が待っています(#^.^#)。マッサージをしてもらって後の読書、はかどりますわぁ2023/05/30
金吾
25
このシリーズはなにも考えずに読むのがいいと思います。話の内容はワンパターンですが、テンポがいいために読みやすいです。2020/11/03
Syo
21
今野敏。 好きな作家なんだけど。 東野圭吾とは違うのよねぇ。 駄作もいっぱい。 でも読んじゃう。 六芒星ね。 蠱術ね。2016/05/13
おれんじぺこ♪(16年生)
19
警察もの、というより陰陽道のお話ってかんじ。富野があちら側に目覚めたらどうなるんだろ(警察ものじゃなくなるか、笑)2022/11/23
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