角川文庫<br> ノックス・マシン

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ノックス・マシン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041033609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「このミステリーがすごい! 2014年版」国内編1位!珠玉の中篇集。

上海大学のユアンは、国家科学技術局から召喚の連絡を受けた。「ノックスの十戒」をテーマにした彼の論文で確認したいことがあるというのだ。科学技術局に出向いたユアンは、そこで予想外の提案を持ちかけられる。

内容説明

2058年4月、上海大学で20世紀の探偵小説を研究していたユアン・チンルウは、国家科学技術局から呼び出される。博士論文のテーマ「ノックスの十戒」第5項が、史上初の双方向タイムトラベル成功に重要な役割を担う可能性があるというのだ。その理由を探るべく、実験に参加させられた彼が見たものとは―。表題作「ノックス・マシン」、名探偵の相棒たちが暗躍する「引き立て役倶楽部の陰謀」などを含む中篇集。

著者等紹介

法月綸太郎[ノリズキリンタロウ]
1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。在学中は京大推理小説研究会に所属。88年『密閉教室』でデビュー。2002年「都市伝説パズル」で第55回日本推理作家協会賞短編部門、05年『生首に聞いてみろ』で第5回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るーしあ

160
科学用語のほぼ全てが理解不能。それでも大筋の内容は把握できる。ノックスの十戒の中でも中国人の件は有名。「ノックス・マシン」のオチは安易に想像できるが、そこから「論理蒸発」まで繋げたのはさすが。クリスティの有名どころは読んでいたため「引き立て役倶楽部の陰謀」は終始ニヤニヤしっぱなしだった。個人的には楽しめた作品。しかしこの作品はやはりミステリーマニア向けの作品。万人には薦められない。ある程度のミステリーの前知識が必要。この作品を読了後、ミステリーへの興味は尽きない。しかしSFのジャンルからは遠のきそうだ。2016/01/06

おかむー

101
2014年の「このミス」一位だそうですが、一般読者向けとは言いがたいですな。海外探偵小説と量子論とブラックホール理論あたりの軽いヲタクレベルの知識がないと理解は難しい。『可もなし不可もなし』。表題作は「卵が先か?鶏が先か?」のタイムパラドックス。『引き立て役倶楽部の陰謀』名探偵の相棒役が一堂に会するメタ的展開。『バベルの牢獄』難解さがダントツ、全体としておぼろげなイメージだけしか残らない。『ノックス・マシン2』表題作の続篇だが主題は別物。『引き立て役~』以外は“データ化された書物”が大きなポイントですね。2016/06/05

hnzwd

70
ミステリ作家 法月綸太郎のSF短編集。一編ごとも緩い繋がりを持つ連作に。すべての本が電子化された近未来を舞台に、エラリークイーンやアガサクリスティ、チェスタトンなど、古典名作をキーワードとして進んで行く話が面白い。SF要素は、、量子もつれ、量子コンピュータ、特異点、ブラックホールとか、近年のSFを多少読んでれば判るネタでしたが、、、古典の方は知識が足りなさ過ぎて、ネタと判らないものもチラホラ。あとがき・解説を読んでなるほどねー、という感じでした。国名シリーズ読み直しかなー。。2015/12/04

森オサム

66
このミステリーがすごい!で1位、週刊文春ミステリーベスト10で3位、ミステリが読みたい!で1位、本格ミステリ・ベスト10で4位。何故こんなにミステリーとして評価されるのか分からない。理科が苦手な私は、読むのが苦痛で2週間かかった。ただ、「引き立て役倶楽部の陰謀」だけはすごく面白かったです。ヴァン・ダインは嫌な奴で、ヘイスティングズは愚直な男、なんかそんなイメージあるもんな。ワトソンファンは怒って良し(笑)。2016/09/29

HANA

58
ミステリを題材にしたSF短編集。このミス一位ってことで確かにミステリ愛に溢れているんだけど、マニアのためのもので初心者お断りのような。ランキングで間口が狭まるのはどうかとも思う。表題作とその続編はSF用語や現代物理学に暗い為、肝心の理論がよくわからずどうも楽しめなかった。「引き立て役倶楽部の陰謀」はワトソン役に関するパロディ。楽しめたけどこれも知識がないと何が何やらわからないような。名探偵自体ならともかくワトソン役の名前、意外と憶えていないものだなあ。とりあえず読み終えて古典ミステリが読みたくなってきた。2016/04/13

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