角川文庫<br> 猫又お双と教授の遺言

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角川文庫
猫又お双と教授の遺言

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041031803
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

猫又×大学院生のコンビが暗号に挑む! 気鋭によるライトミステリ第2弾!

大学院生の隆一郎と猫又のお双が暮らす貧乏長屋に、教授が遺した古文書の謎を解いて欲しいという相談が舞い込む。古文書のある屋敷を訪れるふたりだったが、関係者の集う一室で、古文書が消失してしまい!?

内容説明

のどかに暮らす大学院生の隆一郎と猫又のお双のもとに、古文書を解読して欲しいという相談が舞い込む。先ごろ亡くなった歴史学教授が遺した古文書の真意がわからないというのだ。隆一郎たちは後継者争いをしているという四人の弟子たちが集う故人の屋敷を訪ねるが、古文書はふたりの目の前で消失してしまう。誰が古文書を隠したのか。そして教授の遺した暗号の意味とは!?大学院生×猫又コンビのライトミステリ第2弾!!

著者等紹介

周木律[シュウキリツ]
某国立大学建築学科卒業。2013年に『眼球堂の殺人―The Book』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

102
猫又お双その2。猫又の特殊能力が本作でもあまり活かされてないような気が・・・。でも今回の伏線で次作以降に期待。2015/11/13

ami*15

37
再読。隆一郎とお双、2つ目の事件は亡き教授が遺した古文書とその弟子たちを巡るお話。話の構成は前作と似ており使われていたトリックも相変わらずシンプルなものでしたが、お双は新たに隆一郎と心の中で会話ができるという能力を身につけ、この能力も活用して謎を解く2人?の仲は更に高まっていたように感じました。教授が古文書を通じて4人の弟子に遺した言葉も状況を予感していたような良い言葉だったかと。歳を重ねるたびに新たな成長を見せる猫又。次の「一本足の館」が最終巻なので、お双に何が起きるかこちらも近々再読します。2018/03/18

もちもちしてるやつ

33
前回のと比べると、謎を解いていくところが面白いし、 色々なピースがちりばめられていてよかった。 けれど、お双さんがテレパシー能力を手に入れたのは謎だし、あんまり役に立っていないのでは?と思ってしまった。 (;´・ω・)2020/01/17

よっち

31
隆一郎と猫又のお双のもとに古亡くなった歴史学教授が遺した文書を解読して欲しいという相談が舞い込み、後継者争いをする四人の弟子たちが集う故人の屋敷を訪ねる第二弾。わりとのんびりとした感じの隆一郎とお双の関係は相変わらずですが、ついに二人の間でテレパシーを使える関係に(苦笑)ミステリとしては被害者が珈琲を飲んで倒れた理由と消失した古文書の謎解きで、いがみ合っていた四人の弟子のありようを解く結末はわりとスッキリとまとまったのかなと。次巻ではお双がまた進化しそうな示唆もあって、どうなるのか気になるところですね。 2015/11/24

あっちゃん

25
今回は古文書の解読!解読なのに、何故かクローズドサークル(笑)ライトミステリーと言うことで、子供ならぬ猫又の双ちゃんを連れての子連れで謎とき!暗号は難しすぎて私的に解ける気しないわ(  ̄▽ ̄)2019/08/07

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