出版社内容情報
重い腎臓病を抱えつつ将棋界に入門、名人を目指し最高峰リーグ「A級」で奮闘のさなか生涯を終えた天才棋士、村山聖。名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の生涯を描く。第13回新潮学芸賞受賞。
内容説明
純粋さの塊のような生き方と、ありあまる将棋への情熱―重い腎臓病を抱えながら将棋界に入門、名人を目指し最高峰のリーグ「A級」での奮闘のさなか、29年の生涯を終えた天才棋士村山聖。名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の歩んだ道を、師匠森信雄七段との師弟愛、羽生善治名人らライバルたちとの友情、そして一番近くから彼を支えた家族を通して描く、哀哭のノンフィクション。第13回新潮学芸賞受賞。
目次
第1章 折れない翼(発病;不思議なゲーム;腕だめし;親族会議)
第2章 心の風景(師匠;奇妙な生活;奨励会;前田アパート;終盤伝説)
第3章 彼の見ている海(デビュー;天才と怪童;一夜の奇跡;殴り合い;初挑戦)
第4章 夢の隣に(自立のとき;よみがえる悪夢;強行退院;ライバルと友情と)
第5章 魂の棋譜(帰郷;手術;鬼手;宇宙以前へ)
著者等紹介
大崎善生[オオサキヨシオ]
1957年札幌市生まれ。2000年、デビュー・ノンフィクションでもある『聖の青春』で新潮学芸賞を、翌年には第2作『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。また、02年には初の小説作品『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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