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負けるもんか―正義のセ

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041029817
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

筆頭検事として尼崎支部に赴任した凛々子は、医大の研究室から女性事務員が転落死したと聞き、事件の匂いを感じる。そこへある告発状が届いて……。仕事も恋もままならないことばかり! 等身大のお仕事ストーリー。

内容説明

勝どきの豆腐屋に生まれ育った竹村凛々子は、子どもの頃からの夢だった検事になった。六年目を迎え、筆頭検事として神戸地検尼崎支部に赴任。不慣れな土地で、個性豊かな事務官や刑事たちに支えられながら、仕事に邁進している。一方、プライベードでは、世をときめくイケメン俳優と知り合いになるも、思わせぶりな態度に翻弄されっぱなし。ある日、信頼する刑事に持ちかけられた、市立医大の女性職員の変死に大事件の匂いを感じ取った凛々子。熱心に捜査を続けたものの、上司は彼女の方針に疑問を呈し、ストップをかける―。読めば元気になれるお仕事小説。

著者等紹介

阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。99年に檀ふみ氏との往復エツセイ『ああ言えばこう食う』により第15回講談社エッセイ賞を受賞。2000年に『ウメ子』により第15回坪田譲治文学賞、08年に『婚約のあとで』で第15回島清恋愛文学賞をそれぞれ受賞。1000回を超える週刊文春の連載対談などが評価され、14年第62回菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

118
案の定、「さらに続く」なのね。そのうち神藏守(かんぞうまもる)とくっつくのかな。2018/01/09

Yunemo

94
検事という職業、一般的に考えてしまうと没人間性でなければ、という先入観。検事とは「人間」だ、被疑者と同じ、この見解はそうそう出せるものじゃない。職業を持つ、職に就けない、いろんな形の人がいて、それぞれに生きている。なんだか実感としてこみ上げるものあり。このシリーズ、主人公の成長の軌跡を記していくんでしょうね。ただこの4作目が、曲がり角になりそうな気配がして。事件に取り組む検事、事件に惑わされて悩む人間としての検事、捉え方が難しい。どの方向にもって行くんでしょう。周りを囲む仲間との連帯感、この感覚好きです。2015/10/10

ユザキ部長

91
なんだか阿川さんの人柄が出てる本でした。それでなくても美人で頭がよくてって男からしてみたらポイント高い。まぁねお互い人間だし。今度は虎ちゃんの話を教えて欲しいな。2018/08/06

ゆみねこ

71
検事竹村凛々子は、地検尼崎支部に赴任。相変わらずの感情むき出しだけれども、虎子・青井・榎戸と良い仲間に恵まれ、医大の研究室からの女性転落事件を機にサンズイ事件に切り込んで行く。役者さんとのロマンスはちょっと蛇足かと思いましたが、まあ面白かったです。続編、お願いします! 2016/02/24

chichichi

70
尼崎支部へ赴任し検事6年目の凛々子。相変わらずの前のめり具合だけど筆頭検事として頼もしさもあった。シリーズ4冊目も軽い気持ちで読みやすくて仲間たちとの関係も微笑ましく楽しめました。妹たちのことも、神蔵の動向も気になるし、続きがありそうな感じだったので楽しみに待っていよう。2017/02/26

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