出版社内容情報
ビンゴに運命を託す死刑囚。命を狩るサッカーで稼ぐ男。”役割”決めのトランプに挑む少年。命がけで優勝を狙うゴルファー。そして愛する者を守るため死のコースを駆ける青年。山田悠介が放つ5つのサバイバルゲーム
内容説明
ビンゴに己の運命を託す死刑囚。命を狩るサッカーで大金を稼ぐ男。“とある役割”を決めるためにトランプに挑む家族。観客の命を守るために優勝しなければいけないゴルファー。そして、愛する者の処刑を防ぐためにブレーキを踏まずに死のコースを駆ける青年。生き残りたければ勝つしかない―これは、自らの生命を賭けて繰り広げられる死の遊戯。山田悠介の原点ともいえる5つのサバイバルゲームが、装いも新たに再文庫化!
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。2001年自費出版で刊行した『リアル鬼ごっこ』がベストセラーとなり、注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
53
初読。2015年929冊め。死刑執行がビンゴで決まったり、敵を殺してその首をボール代わりにするサッカーとか、怖いというより気持ちが悪い話が多い。登場人物の名前は日本人なんだけど、それ故に現実味がかえって薄れて入り込めなかった。2015/08/03
A
19
短編集。ブレーキを踏むと幼なじみが処刑される表題作「ブレーキ」等5編。オチは何だったのか、そもそもそんなことを考えて読むものでもないのか。2024/10/23
くり
6
怖いお話だけどそんなに怖くないっていうか、淡々とこなす感じ。何人もさくさく人が死んでいくんだけど現実味がないのでね。2015/09/11
シュナ
6
久しぶりに山田さんの作品を読んだ気がします。5つの短編です。“サッカー”以外はグロくなく、怖さもあまりありませんでした。一番“ブレーキ”がよかったです。2015/06/24
小鹿義生
5
展開が意外すぎる 最後までハッとさせられた2022/12/18
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