内容説明
東京郊外の昭和レトロな商店街にたたずむ鬼塚理髪店。ドレッドヘアでジャマイカかぶれの父親は、しょっちゅう息子のハヤトを新しい髪型の練習台にしようとするので、気が抜けない。高校ではサッカー部のレギュラー入りを目指し、練習に打ち込むハヤトだが、最近気になるコがいてHな妄想がふくらむばかり。そんなハヤトに次々とピンチが襲いかかる!?個性豊かなサッカー仲間との友情、おせっかいだけど温かい家族の絆、ほのかな初恋。大笑い必至、心温まるおバカな青春小説。
著者等紹介
鬼塚忠[オニツカタダシ]
鬼塚理髪店の長男として生まれる。大学卒業後、2年間かけて世界40カ国をめぐり、世界各地で働く。帰国後、2001年に作家のエージェントをするアップルシード・エージェンシーを設立。作家と書籍をプロデュースし、多くのヒット作を生み出している。その一方、自身も作品を発表し、歴史小説から青春小説までそのジャンルは多岐にわたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keith
23
おバカな男子高校生の青春小説。なんてことない物語。ちょっと”パンチ”不足かな。2015/04/09
わをん
8
おおらかで大雑把、豪胆な鬼塚さんらしい本でした。ハヤトの男の子らしいバカさと真っ直ぐさと不器用が面白おかしい!個性的すぎるお父さんにハラハラさせられて、身勝手さに腹が立つ場面もあったけど暖かい家族でほっこりしました。ちょっとハヤトのおじさん臭さが気になりましたが、それに対してみどりちゃんがとても可愛い。2015/06/24
魂の叫び
8
初めて借りました。高校生の青春物ではあるが何気に家族小説でもある。今でも学校にいるのかな〜規則規則っていう教師? でも小説の中身は田舎の高校生には無理なことばかりでした。2015/05/27
はっぴ~
6
おもしろい。鹿児島の実際の学校、地名など親近感あり、鬼塚ファミリー楽しい。次回作が楽しみです。人生いいことも悪いこともあるけれどいい時は悪いことを思って、悪い時はいい時のことを夢見て僕たちは生きる。一人ひとりが平和であれば世界も平和。だから僕は幸せに生きる。家族の世界の幸せのために僕は生きる。2015/04/26
hyuga
4
アハハー!中高生の頃って女子の方が大人だね。2015/04/12