BLOOD ARM

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041028247
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ある山々に囲まれた地方の街で不可解な地震が頻発していた。ガソリンスタンドでアルバイトをしている沓沢の周りでは、奇妙な出来事が次々と起きていた。そして山へ向かった沓沢は、恐るべき現象に遭遇する。

内容説明

頻発する地震、増え続ける行方不明者。あの山で何かが起きている!正体不明の生物との死闘に次ぐ死闘。「福家警部補」シリーズで話題の気鋭が描く、ノンストップ・アクションノベル!!

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年、京都府生まれ。学習院大学法学部を卒業。97年、「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作となり、翌98年に「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初美マリン

95
世界中に何度も現れていた怪獣!それと闘うべくして闘うことになった、主人公、なかなか面白かった!大人の怪獣映画!2019/04/03

nobby

71
まず読み始めて怪獣を匂わされてニヤリ♬突如として災厄降りかかるお約束展開ながら、その脅威は思ったより小粒でヒーロー役にも特別感あまりなく(笑)そんな心配をよそに後半での真打ち討伐はなかなか緊迫感漂う!どこかで聞いた様な最終兵器登場も楽しかった!でも、やはりアクション多い展開や圧倒的な怪獣を味わうには文章より映像で見てみたい!世界的な怪獣殲滅組織VLADなんて設定に、あっちの怪獣シリーズの序章なのかと思いきや直接の関連はなさそう。『BLOOD ARM』へのイメージが読み始めと読了後で変わるのがなかなか深い!2025/05/31

Bugsy Malone

67
山間の町で起きる不可解な地震や停電、そして集落の壊滅、忍び寄る正体不明の生物。岸川真さんの『 赫獣 』の再来かと思わせる序盤に手に汗を握る。 中盤を過ぎ怪獣との戦いが始まるに連れ 「何かおかしいぞ」と思い始めた。そして後半、遂に作者の意図に気付く。そこからは踏ん切りをつけ、いかに作者がこの小説を楽しみながら書いたのかを想像しつつラストまで読み進めた。大倉さん、やってくれました。見事です。2016/03/20

sin

65
前半の巻き込まれていく雰囲気が好みなので、テンポよくエンターテェイメントな中盤の盛り上がりも、取ってつけたような主人公の役割や存在もどうにもなじめないけれども、巨大ロボットが登場したあたりからなんだか吹っ切れて逆に全体的にありだなって割り切れた。以前読んだこの作者の作品もそうだったが登場人物が行動することでグイッと惹きつけて読ませる力量はすごい!2015/11/09

すい

53
つい先日福家警部補を読んだばかりなのでちょっと面食らってしまった。それくらい、大倉さんには珍しい展開を見せる本作。これってSF?それともパニックアドベンチャー?よくわからないが、エイリアンもどきが山間にある町を壊滅させ、その麓の町に住む主人公がそのエイリアンに挑む・・・・・・みたいなストーリー。シガニーウィーバーばりに無敵な美女も登場する。が、私の乏しい想像力では怖いはずのエイリアン攻撃の場面が、触手の付いたジャバザハットが暴れているだけのように脳内変換されてしまう。なんだか中途半端な感じがして残念です。2015/06/24

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