角川文庫<br> 武士の職分―江戸役人物語

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角川文庫
武士の職分―江戸役人物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041026236
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

表御番医師、奥右筆、目付、小納戸――江戸の「役職」を描く書き下ろし作役目を減らすことは、役人の席を奪うこと。己の存在意義と既得権益をめぐり、武士たちは熾烈な競争を繰り広げた。世襲を旨とする幕府が、唯一実力主義を徹底した医師。大名・旗本が敵に回すことを最も恐れた奥右筆。親兄弟であろうと罪を暴き、なりふりかまわぬ手柄を求めた目付。人も羨む出世と引き替えに、お手討ちもありえた小納戸――役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を、新たな筆致で描く渾身の書き下ろし。

「やられた! するどい考証の切っ先が、読者の胸元につきつけられる。上田さんの時代小説の新しい作法に舌を捲きます」――北原進(歴史学者・品川歴史館館長)

上田 秀人[ウエダ ヒデト]
1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に第20回小説クラブ新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。その他のシリーズに「禁裏付雅帳」(徳間文庫)、「闕所物奉行裏帳合」(中公文庫)、「御広敷用人 大奥記録」(光文社文庫)、「百万石の留守居役」(講談社文庫)、「町奉行内与力奮闘記」(幻冬舎時代小説文庫)、「表御番医師診療禄」(角川文庫)、「日雇い浪人生活録」(ハルキ文庫)などがある。

内容説明

役目を減らすことは、役人の席を奪うこと。己の存在意義と既得権益をめぐり、武士たちは熾烈な競争を繰り広げた。世襲を旨とする幕府が、唯一実力主義を徹底した医師。大名・旗本が敵に回すことを最も恐れた奥右筆。親兄弟であろうと罪を暴き、なりふりかまわず手柄を求めた目付。人も羨む出世と引き替えに、お手討ちもありえた小納戸―役人たちの闘いと身につまされる宮仕えの日々を、新たな筆致で描く渾身の書き下ろし。

目次

変わった役職についてのまえがき
第1章 表御番医師の章
第2章 奥右筆の章
第3章 目付の章
第4章 小納戸の章

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。歯科医師。97年に第20回小説クラブ新人賞佳作に入選しデビュー。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年「奥右筆秘帳」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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優希

46
面白かったです。出世から手討ちもある小江戸の時代。そこには役人たちの宮仕えの日々があるのですね。2023/06/26

Koning

33
時代小説に随筆をくっつけてみた感じ。江戸時代の何をしてるのかわからん謎の役職を持った武士のお話。という感じで今も昔も色々と身につまされるわけですな。うん。最後の小納戸の話に出てくる堀田様の話が本当に泣ける。うん、まぁそういうことです(え2016/11/17

shiozy

29
上田秀人お得意の江戸幕府ニッチ官僚の解説風小説である。たとえば、表御番医師や奥祐筆や目付、小納戸といった職分である。余り知られていなかった職分を小説の舞台に取り上げたのが上田秀人であるから、本書は資料的価値あるものとして、保存版としようかのう。2016/10/30

mam’selle

18
徳川幕府の様々な、ある意味変な職掌を物語にするこの作家さん。小説とは言え、キチンと歴史考証して描かれている事がわかった。 物語仕立てで職掌を説明してくれるので、この目で見たような活き活きとした仕事として理解出来るのは、この作家さんの力量だと思う。2018/08/18

雛子

14
徳川幕府に仕える役人の物語。名は知っていてもどういうことをその職分としているのかわからないような役目も多いなか、4つの職がとても読みやすい物語形式で説明されていく。私としては小納戸が気になるでござる。2016/11/15

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