出版社内容情報
発展途上の主従コンビが織りなす極上ミステリー!冬がきて、烏丸家にもクリスマスの季節がやってきた。執事の衣更月をはじめとする使用人たちの、日頃の労に報いたいと考えた花穎だったが……。半熟当主と切れ者執事の事件簿、第6段!
高里 椎奈[タカサト シイナ]
著・文・その他
内容説明
年の瀬迫る忙しない時期。烏丸家の若き当主・花穎と初めて過ごすクリスマスに、冷静沈着な執事・衣更月蒼馬は少なからず気負っていた。しかし、執事の采配の腕の見せ所であるはずの聖夜の晩餐は取りやめになり、主人の花穎は名家の人々が集う演奏会に行くのだという。落胆を胸に秘め、会場へ付き従った衣更月は、そこで各家の個性際立つ使用人たちと不本意な交流をすることに…。半熟主従が織りなす上流階級ミステリー!
著者等紹介
高里椎奈[タカサトシイナ]
茨城県出身。芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。1999年『銀の檻を溶かして』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
69
第6弾。パーティでの夏原さんと衣更月の掛け合いが面白かったです。花頴も衣更月も鳳LOVEすぎて可愛い。1巻(だった気がする)の『鳳ヘップバーン』を毎回思い出してキュンとします。烏丸家の使用人目線のお話も良かった。真一郎パパと鳳さんの主従関係とはまた異なる2人の日常を見守りたい。最後のネクタイにやられました。2016/07/29
ゆみきーにゃ
65
《図書館》花穎と衣更月のコントのようなやり取りを今回も読めて大満足。鳳にはまだまだ元気で居てもらわないとね。たまーに出てくる真一郎のほのぼの感が癒しを与えてくれる。2017/02/04
hirune
61
主人を「心からプライドから何でもへし折ってやる」と脅す執事って恐ろしすぎる(⌒-⌒; )真一郎さんも衣更月も花潁も鳳ラブなのは鳳がみんなの精神的な親のようなもので一種の刷り込みみたいなものだと思ってたんだけど、そもそも衣更月が執事を目指すようになった出来事に花潁が深く関わってたことが明かされましたね。因縁が、いや縁が深いなぁ☆しかし執事って結婚したらいけないんだ?大時代的だこと^^;2016/07/15
めりた@かりた
53
鳳のあれには騙されたwww花頴や衣更月と同じくらい蒼くなったよwww草不可避!それにしても花頴と衣更月はお互いを認識しないまま、そんな昔に知り合っていたのね。なんか、これで終わっちゃいそうな不安に駆られたんだけど、帯に7巻は3月刊行決定って書いてあってホッとしました。次は花頴の大学生活って事ですね。楽しみだぁ2016/01/20
えりっち
51
シリーズ6作目。今回は凰さんと衣更月の執事目線の内容が多くて楽しめました。2016/02/01
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- 和書
- 公案 - 山田直詩集