内容説明
「青色LED」の開発において、赤崎勇・天野浩の両氏と共に、2014年のノーベル物理学賞受賞が決まった中村修二。日本中が喜びに沸く中、中村は受賞決定後の記者会見の場で、研究を続ける原動力は「アンガー(怒り)」と言った。中村が言う「怒り」とはいったい何なのか?中村修二の原点を追ったドキュメンタリーが、ノーベル物理学賞受賞決定直後の中村本人への独占インタビューも加え、文庫版として復活。
目次
序章 ノーベル物理学賞受賞
第1章 目覚めよ!―東京
第2章 本当に追い詰められたのはだれか?―サンタバーバラ
第3章 燎原の火―四国
終章 ノーベル物理学賞受賞までの十四年
著者等紹介
畠山憲司[ハタケヤマケンジ]
1954年岡山県生まれ。中央大学法学部卒業後、通信社、出版社を経て、90年畠山けんじ事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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