角川文庫<br> 佃島用心棒日誌―溺れた閻魔

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角川文庫
佃島用心棒日誌―溺れた閻魔

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041024850
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

安藤対馬守の密命を受けた佃島の用心棒・立花左京介は、島に流れ着いた記憶喪失の男を世話することに。男はその人柄から佃島に馴染んでいくが、くせ者の臨時廻り同心・奥寺亀次郎がなぜか周辺を嗅ぎ回っていて……。

内容説明

密命を受け、佃島を公儀目付・鳥居耀蔵の謀略から守る用心棒となった立花左京介は、その物腰と口癖から「左様介」の綽名で親しまれている。ある日、佃島に記憶喪失の男が流れ着く。男は博識で、ある事件をきっかけに住吉神社で子供たちに手習いを教えることとなり、島の人人にも馴染んでいく。そんな中、鳥居の手先の臨時廻り同心・奥寺亀次郎は、懸賞金がかかっている盗人の捕縛を狙い、左京介にある取引を持ちかけるが…。

著者等紹介

早見俊[ハヤミシュン]
1961年岐阜県岐阜市生まれ。会社員を続けながら作家活動を行っていたが、2007年、専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

50
左京介も佃に馴染んできました。その左京介を亡き者にしよう現れたのは短剣を使った太神楽芸の3人の子供。殺し屋と分かっていて、今まさに殺されようとしながらも、子供にとどめを刺せない左京介。相変わらずいい人でした。その後も続出する難事件。幇間に化けた久作と共に解決していきます。殺伐としてくるような場面なのに、左京介の人柄でぬるま湯のような佃島です。続編はあるのでしょうか。楽しみです。2016/06/02

goodchoice

3
第2巻となり主人公が佃島になじんでいくさまが読んでいて心地よい。次巻が楽しみとなった。2016/04/18

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