内容説明
テレビ観戦が100倍楽しくなるインサイド情報!勝負は「花の2区」から「山の5区」へ。元箱根ランナーが描く舞台裏。2015年最新情報も満載!
目次
第1章 箱根までの遥かなる道のり
第2章 箱根駅伝“新世紀”の戦略
第3章 注目選手のインサイドストーリー
第4章 変わりゆく大学勢力図
第5章 箱根ツウになるための観戦術
第6章 箱根駅伝の“罪と罰”
著者等紹介
酒井政人[サカイマサト]
1977年生まれ。「箱根」を目指して東京農業大学に進学。1年で出雲駅伝5区、箱根駅伝10区に、2年で日本インカレのハーフマラソンに出場した。大学卒業後は陸上競技・ランニングを主としたスポーツライターとして活動。現在は「月刊陸上競技」「Tarzan」「東洋経済オンライン」などで執筆中。ランニングクラブ“Love Run Girls”のGMや、有限責任事業組合ゴールデンシューズの代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
50
色々と裏というか、影があるのはわかるけど、それでも箱根は特別だと思う。実業団やマラソンなど、世界レベルの選手が育たないのは、箱根駅伝のせいだけではなく、他の問題もあるのでは?むしろそのレベルに達することは出来ない選手にとって、箱根駅伝というものが存在することは、実際に走れるかどうかはさておき大きいことだと思う。チョモランマに登らなければ、登山をする意味がないわけではないし、世界最高峰に憧れて登ることを夢想しながら登山を楽しむ人はたくさんいると思います。そんな気持ちに例えられはしないでしょうか。2016/01/18
Carlos
30
実際のランナー目線、エピソードが入っていてしっかりと取材している。とても読みやすい。2021/01/16
wanichan
29
箱根駅伝のファンになったので、図書館で予約しました。箱根駅伝を知れば、知るほど楽しくなるし、箱根で走ることができるまでの、乗り越えるまでの道のりの大変さに、選手やそのまわりの人達に感謝の気持ちでいっぱいです。2015/03/08
Carlos
21
実際のランナー目線、エピソードが入っていてしっかりと取材している。とても読みやすい。2021/01/16
panashe
15
東京農大で箱根経験者の筆者が、近年の箱根駅伝を綴ったもの。 2014年11月刊行の為、今年2015年の箱根予測は、結果を知った上で読むと それはそれで面白い。 各大学の特徴、選手登録、区間の特徴や人選、とても興味深かった。知っている選手の名前が何人も登場し、知らなかったエピソードも楽しい。しかし、箱根駅伝経験者の著者ならではの、箱根ランナーのその後の話もまた興味深い。「学生スポーツでありながら、ビジネスとして巨大化してしまった」ツケは大きいかもしれない。 2015/10/26