内容説明
12歳の天才ヴァイオリニスト、ミシェルが辿り着いたのは、とある高名な音楽家が住むという不気味な洋館であった。そこで出会ったのはクロエと名乗る不思議な雰囲気を持つ少女。クロエが呪いから解放されるには、ミシェルの協力が必要だと言うのだが…?2014年No.1フリーホラーゲーム待望のノベル化。
著者等紹介
黒川実[クロカワミノル]
小説家・ゲームシナリオライター。ゲームシナリオ執筆歴も長く、近年はアプリゲームなどのシナリオも多く手がけている
高崎とおる[タカサキトオル]
小説家・ゲームシナリオライター。ゲームシナリオ執筆歴も長く、近年はアプリゲームなどのシナリオも多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
碧海いお
5
同名のゲームのノベル。プレイ済みですが、しかし10年ほど前の作品なのであまり覚えていなかった。 クラシックを聴きたくなるような作りです。本作はマルチエンドの1つを小説化をしたものでもっとも良いエンディングになっている。2025/05/26
日奈月 侑子
5
既にゲームで知っていた筈なのに、一番最後のシーンがあまりにも綺麗過ぎて、思わず泣いてしまいました。改めて考えるとこんなに綺麗な物語だったのか…としみじみ思いました。 本編ではただただ悲しく後悔して居ただけのピエールが、自ら動いて屋敷に来た展開もかなり好きでした。過去にアランとの接触があり、自分の意思でアランの誘いを改めて断った描写が凄く好きでした。 そして、ノワールとブランの件。ノワールが実はあの黒猫だという風に描いてくれたのも結構好きでした。 改めて読んでも、主人公二人の父親が本気でゲスくて心底苦手です2014/12/22
ゆう
4
ゲーム、実況は未視聴。音楽とのろいと、中世的な世界観、フリゲのなかでもなかなかよかったです。物語自体はとても悲しくて、父親の人間性を疑うような箇所ばかりが目立ちましたが。一度機会があればやってみたいですね。音楽とか流れるのかな…ミシェルとクロエが奏でるメロディを一度聞いてみたい。2015/11/04
もも
3
3回目。2015年か2016年に読んだと思う。ゲームの感動が蘇ってきました。良いノベライズですね。
もも
3
再読。読んだのは2015年かな。