角川文庫<br> つれづれ、北野坂探偵舎―感情を売る非情な職業

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角川文庫
つれづれ、北野坂探偵舎―感情を売る非情な職業

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041021668
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

佐々波と雨坂が、本当に編集者と作家だった、若き日の物語。ある一人の女性の存在と本にまつわる謎が、眠れる天才を呼び覚ます。推理しない探偵コンビの語られなかった過去が今明らかに!

内容説明

若き編集者佐々波は、時代遅れになった文学賞の運営を担当していた。胡散臭い上司、口うるさい後輩、再デビューを目論む作家の思惑が絡み合い、賞の選考は進む。そんな中、佐々波は優秀な校正者だった最愛の恋人を突然失う。彼女はなぜ死んだのか?残された疑問に、幽霊となった恋人は答えない。だが事故に遭い眠り続けていた“天才”が口を開く時、すべてのピースが繋がり始めて―小説への、無音の狂気と愛情の物語。

著者等紹介

河野裕[コウノユタカ]
徳島県出身。グループSNE所属。2009年に『サクラダリセットCAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』(角川スニーカー文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

46
シリーズ4作目。紫の指先、元編集者が罰ゲームに使えそうなアップルパイであってもがんばって練習している理由、なぜストーリーテラーはいつも眠ってしまうのかなど色々なことが分かりかけてきた。優秀な校正者の春さんの存在感が抜群。2023/09/11

あむぴの

41
シリーズ4作目。過去編。雨坂続が7年の眠りから目覚める。今回は、幽霊出ないかなと思ってたら、やっぱり出た。「紫色の指先」についての情報が少しずつ明らかにされていく。2015年3月、角川文庫。2016/07/03

Junichi Yamaguchi

35
『泣くと、いつかは泣き止むだろう』… シリーズ4冊目。 謎が謎で無くなりつつある。 2人の過去も明るみに出る。 数冊の前作はプロローグだったと思える今作。 次作を手に入れなくては。。2020/04/09

深青

24
最新刊。追い付いてしまった…!佐々波さんがまだ編集者で雨坂さんがデビューする前のお話がメイン。だけど、現在にも繋がる重要なお話だったと思う。かなり核心に迫ってきて、謎だった部分がだいぶはっきりしてきた。今の二人の悪友みたいな関係も好きだけど、この巻で描かれているちとトゲトゲした関係も中々良かった。さて「紫の指」は今後何を仕掛けてくるのか、二人がどう立ち向かうのか。楽しみです。2015/09/10

めりた@かりた

22
また面白かったなぁ。佐々波も決して平凡な男ではないのに(なんたって幽霊見えちゃうしね)周りに非凡な人間ばかりいるもんだから、ほんと大変だよね。紫色の指先についてもおおむね明らかになったし。でもノゾミちゃんが出てなくてちょっと物足りなかった。まだ続くんだよね・・・2015/05/20

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