角川ホラー文庫 うしろ―死神と白の聖女。

後藤 リウ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 257p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041020753
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

死神うしろ最大のピンチに、七名子は……。

普通の人には見えない死神・宇城霊一郎の眷属となって、死神の仕事の手伝いをしていた高校生の七名子。けれど、死にゆく人の魂を狩るという行為に、七名子は強い抵抗を感じ始めていて……。ついにクライマックス！

内容説明

死神・宇城霊一郎との眷属契約を破って魂狩りの手伝いをやめてしまった七名子。もう死神には関わるまいと心に決めた矢先、同級生とともに奇妙な事件に遭遇してしまう…。七名子のまわりで次々とおこる不可思議な死。その原因を探るうちに、恐ろしき陰謀の渦に巻き込まれていく死神うしろと七名子が行きついた先とは！？新世代死神ストーリー、衝動高まる第３巻！！

著者等紹介

後藤リウ［ゴトウリウ］
１９６７年三重県生まれ。南山大学文学部卒（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[はつばあば]

もう少し七名子と宇城の眷属と死神の、主従関係でない繋がりを読んでいたいと思ったが一応3巻で一区切りついたようだ。それにしても「人は弱い」。弱いから余計にいかもの食いのような宗教に騙される。八百万の神がおられても人が作った神では・・白を纏っていれば聖女で黒を纏えば死神だなんてアホな事を。七名子が普通の女子高生に戻って寂しい死神と眷属の気持ち、私も複雑な気持ちですので続きをお願いしたいです(#^^#)。常世と現世（幽落町と華舞鬼町）の次は死神と女子高生のお話と続いたので、自分の生き様を振り返ってみます(^^;

2020/02/09

[Yu。]

“死神”と“眷属”といってもただの主従関係じゃないんだよね‥ 今回は前回までとは違い、組織ぐるみで襲いかかるというヘヴィ＆ハードネスな巻にも関わらず眷属である七名子や伊織が頼もしくてとてもかっこ良かった(*´ー`*)

2017/04/05

[ぶうたん]

適当に手に取ったら3冊目の完結巻。ただ、これだけ読んでも問題ないし、むしろ1,2は読まなくても良いんじゃないかと思えた。あんまりホラーじゃないけど、キャラクター主体のラノベ作品としては面白かったかな。

2016/10/12

[紅羽]

七名子の知らない本当の眷属の意味が判明。では七名子を宇城が何故「眷属」と称したのかが気になります。今回は結構ハードな展開でハラハラしましたが、七名子と宇城の絆がより深まりました。何となくここで一区切りという印象を受けましたが、まだ続きますよね？

2016/05/26

[ハルクイン]

このシリーズを読むのがすごく久々すぎて、こんなにぶっ飛んだファンタジーだったかな、と困惑してしまった。一区切りついたのもあって、続刊は待たなくても良いかな…。

2016/08/19