角川文庫<br> 新訳 思い出のマーニー

個数:

角川文庫
新訳 思い出のマーニー

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月18日 13時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041020715
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

家族を亡くしたアンナは、やさしいプレストン夫妻のもとで暮らしている。ところがすべてに無気力で友だちもできない。心配したミセス・プレストンの計らいで、アンナはひと夏を海辺の田舎町で暮らすことに。そこでアンナはマーニーというとても不思議な女の子に出会う。アンナを大きく変える、奇跡の物語の始まりだった。愛と友情と少女の成長を描く感動の名作が、越前敏弥・ないとうふみこによる、読みやすい新訳で登場!

著者等紹介

ロビンソン,ジョーン・G.[ロビンソン,ジョーンG.] [Robinson,Joan G.]
1910年、イギリス・バッキンガムシャー生まれ。『思い出のマーニー』で作家としての地位を確立する。1988年、死去

越前敏弥[エチゼントシヤ]
1961年、石川県金沢市生まれ。翻訳家

ないとうふみこ[ナイトウフミコ]
東京都府中市出身。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

95
つかみどころのないふわふわとした感じがしました。家族を亡くした孤独な少女・アンナのひと夏の体験に心があたたかくなります。海の近くの田舎町を訪れたアンナが不思議な少女・マーニーと出会ったことは奇跡の物語の始まりだったのでしょう。マーニーとの友情で心がほどけていくのが印象的でした。美しい海と田舎の情景が浮かびます。マーニーが一体どんな存在だったのか、それは最後に思いもよらない形で繋がるのが素敵でした。幻想的で美しく、愛を感じる物語です。映画も見てみたかったです。2015/08/15

seri

72
英国児童文学の定番をしっかり踏まえながらも繊細で大胆なストーリーテリングに最後は一気読み。読み返してみてもこの構成は素晴らしいの一言。アンナの孤独の痛々しさ、マーニーとの出会いから別れ、そして変わる景色。流れるようでいて感情の描写が細やかで。「あなたのことが大好き」全てを受け入れることは自分をも許すこと。この一言で少しずつ変わっていくアンナの世界。そこにある愛情も幸せも、気付けるかどうかは自分次第。英国児童文学の良さを再認識させてもらいました。訳も読みやすいので翻訳物が苦手な方にもおすすめしたい。2016/01/09

tokotoko

60
この本は、自分のこれまでを振り返って違和感というか、「ちょっと周りに理解されてなかったかなぁ!?」って思う方にぜひ、読んでほしいです。タイトルで、マーニーが主人公かな?って思うかもしれませんが、主人公はアンナちゃんです。かなりトンガってます。でもそれはきっと、いろんなことをわかりすぎてる・・・せいです。そのアンナちゃんが旅に出るところからのお話です。あっ!ゆっくり夏を感じる暇もなかったお忙しい人にも・・・オススメしたいです。アンナちゃんや、どんどん登場するあたたかい人達と、いい夏の一時を過ごしてください。2014/08/22

扉のこちら側

57
初読。2015年834冊め。ノーフォークの美しい情景が目に浮かぶ。自分を外側の人間だとして心を閉ざす少女と、家族に省みられない寂しい少女の出会い。イマジナリーフレンドのようなマーニーが実は…だったという設定もよかった。2015/07/19

saga

52
ジブリ映画を観終えた直後に購入。書店には[角川]と[新潮]の文庫が並び売られていた。イギリスのとある場所で転地療養を過ごすアンナと、不思議な少女マーニーとの交流は、映画を観ていた時もそうだったが、日本文学にはないような物語の展開=日本では怪談話になってしまいそうだ=と思いながら、終盤にアンナに告げられるマーニーとは誰だったのかという場面で、結末が判っているというのにじ〜んときた。映画は北海道が舞台で若干の違和感を感じるが、本、映画ともに良かったと思う。2014/08/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8169972
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。