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内容説明
「―さあ、最終考察を始めよう」打倒魔王アジ=ダカーハに向けて最後の作戦を立てる“ノーネーム”。その戦いで一人、また一人と散っていく同士たち。激しさを増す戦いの中で暗躍を開始する“ウロボロス”。主催者たちは徐々に追い詰められながらも決死の作戦に出る。“ノーネーム”は、逆廻十六夜は果たして“人類最終試練”を打ち倒すことが出来るのか!?連盟旗編&アジ=ダカーハ編の最終戦、開幕!
著者等紹介
竜ノ湖太郎[タツノコタロウ]
第14回スニーカー大賞にて『イクヴェイジョン』で“奨励賞”を受賞。1986年6月25日生まれ。汎愛高校武道科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
44
アジ=ダカーハ戦最終章という事で総力戦。絶対悪の魔王として人類の悪意を象徴する存在としての器の大きさ、偉大さを見せてくれたアジ=ダカーハかっこよすぎるだろ。そして子供たちの笑顔の為に魔王に堕ちて逝ったジャック。彼ら二人が最高にかっこ良かった。問題児のルーツについて語られたりと第一部も終盤なだけあって大盛り上がりな1冊だった。ジンとペスト組、殿下達ウロボロス組はどうなったのか。次巻で1部終了という事ですが最後が男の温泉回って何のサービス?w2014/08/02
コリ
38
表紙に十六夜だー!!この時点でテンション上がるね…!そんで本編が熱い、熱すぎる!もう皆カッコよくて大好きだ。ホント面白い。子供たちの未来を守るため、自ら魔王に堕ちた"南瓜の王冠"ジャックとそれを迎え撃つ"絶対悪"アジ・ダカーハの死闘は間違いなくシリーズ屈指の名シーンだ。最後の最後まで魔王としての威厳と、器の大きさを見せたアジ・ダカーハが最高の悪役だった。そして最後に十六夜が流した涙の理由と完全なる敗北の意味が気になる。果たして真相は…。あとアルマのイラスト大至急で(笑)次巻も待ち遠しい!2014/08/13
Yobata
37
数々の仲間が現れ無事危機を乗り越えたノーネームの面々。あとは“人類最終試練”絶対悪であるアジ=ダカーハを倒すだけ。打倒アジ=ダカーハに向けて最後の作戦を立てる中、暗躍する“ウロボロス”とそこから離脱しようとする殿下達も合わさりあい、最終決戦の幕が開く…。アジ=ダカーハ戦完結。いやぁ〜長かったねw拝火教二元論の悪の象徴,アジ=ダカーハを倒すための考察の中で人間と神霊との関係から終末論,そして箱庭世界の構成や飛鳥や燿,そして十六夜の秘密までとかなりの真実が明かされた今回。“人類は人類によって滅びる”それを→2014/07/31
なめねこ
28
敵であるアジ=ダカーハがかっこよすぎる!!このシリーズで一番好きなキャラだ。この巻はかっこいい奴ら多すぎwルイルイでさえかっこよく思えたよw黒うさぎがうさ耳をうざいぐらいアピールしてたな。戻ったのがよっぽど嬉しいのかw原典候補者の役割やこの箱庭の抱える矛盾がこの先どうノーネーム達と関わってくるんだろう。そして、最後に十六夜が流した涙の理由はなんだったんだよ!?2014/08/02
しぇん
25
一部最終戦に相応しい壮大な闘いでした。最後まで人類の最終試練、絶対悪であろうとするアジ・ダカーハ。そして、自分の全てを消失しても戦ったジャックの所が個人的にハイライトでしたが。アジ・ダカーハがジャックを「許す」所が名場面すぎます……。原典など問題児たちの謎にも肉薄してきていますし、続きも楽しみです。2015/06/13
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