内容説明
大企業の訴訟問題や有名事件を担当し、途方もない年収を稼ぎ出す高級弁護士・笠原卓也。完全に黒だと思われた連続強姦殺人事件の被告を逆転無罪に持ち込みマスコミを騒然とさせる。無実と無罪の狭間を突く笠原のその手法に目をとめたのは日本を代表する企業グループ会長・羽根田健三。野望が権力と出会うとき、運命の歯車が動き始める―。秘められた過去を持つ弁護士の栄光と闇を描く、息詰まる本格リーガルサスペンス!
著者等紹介
金子ありさ[カネコアリサ]
脚本家。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。1995年第8回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞
瀬々敬久[ゼゼタカヒサ]
映画監督。京都大学在学中から自主映画を製作。助監督を経て1989年「課外授業 暴行」で監督デビュー。以降、劇場映画から、ドキュメンタリー、テレビ番組等様々な作品を発表。「ヘヴンズストーリー」は、第61回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とNETPAC賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。