出版社内容情報
神永 学[カミナガ マナブ]
著・文・その他
内容説明
八雲は高校時代の同級生の妹の生霊を目撃する。集中治療室に入っている彼女の思念は「深い森」と八雲に訴えた。その頃、遊び半分で樹海に侵入した大学生が死体を発見、幽霊から電話がかかってくるようになる。警察を懲戒免職となり、心霊専門の探偵を始めた後藤は、霊からの電話を受けて、とり憑かれてしまう。樹海では両眼の赤い男の目撃情報もあり、何者かの罠と思われたが…。シリーズ最高のクライマックスが迫る!
著者等紹介
神永学[カミナガマナブ]
1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』で、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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りゅう☆
91
幽霊が見えると言う高校時代の同級生秀明の妹優花が何者かに襲われて意識不明の重体。彼女を襲った犯人は自殺。彼はある宗教団体に所属。また青木ヶ原樹海で遺体を発見した女の子を一心の師匠英心と一緒に訪れた後藤に幽霊が憑依してしまった。一件なんの繫がりもないような事件。だが八雲は何かを見抜いたよう。さすが!相変わらずの洞察力推理力…と感心してたら八雲が拉致!恐ろしい体験により心が壊れてしまった八雲に「一人じゃない、私がいるから」と必死に言い続けた晴香の想いの強さに胸を打たれた。「次の機会に」はムフッ。幽霊と優花の→2018/09/05
まみたす
74
八雲くんが心を開きつつある。後藤さんに、晴香に。なによりも一番の見所、嬉しいところはそこだと思う。後藤さん、八雲、晴香、石井さん、なにか欠けているところがある者達が集まり、互いに成長していく姿が純粋にいいなと思える。完璧な人間なんていないんだもの、私にもそんな風に、寄り添い支え合い想い合っていけるひとが少しでいいからいるといいんだけどな。あっという間に読破したけど、マンネリ気味なのは否定できない。八雲の左目も気になるが、そろそろ楽にしてあげてほしいな。2015/01/18
忠犬じろレポ
63
単行本の再読。「添付ファイル」を読みたいがために買っちゃいました。一言面白い(^-^) 早く10巻読みたいですね。2015/01/24
Yuna Ioki☆
58
933-136-15 だんだん石井さんがこけなくなってきた(笑)石井と真琴の恋の行方も固まってきたかな。前作までの八雲のルーツ探しではなく初心に戻って心霊探偵ストーリーとなっている。それにしても美雪しつこいな。。2015/04/16
マー
44
待ちに待った八雲シリーズ9巻。相変わらず面白かったです。闇の中でもその先には必ず光があると信じて八雲達には頑張ってほしいです。八雲と晴香、石井と真琴のそれぞれの恋もどんどん進展していってほしいですね。2015/01/01