内容説明
「おまえは、時間と空間を無茶苦茶にしてる」想像を超える事件を起こす萌奈美と、彼女を守ろうとする○男。そして、謎の転校生！？タイムマシンを手にしたモナミは時をかけ、世界を救うため、大きなトリックに挑む。ユーモアいっぱい！タイムトラベル・ストーリーの大傑作！！
著者等紹介
はやみねかおる［ハヤミネカオル］
三重県伊勢市生まれ。教師となり、子どもを夢中にさせる本を探すうちに、自ら書き始めた「怪盗道化師」が第３０回講談社児童文学新人賞に入選し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風眠
68
帯に躍る『朝井リョウ推薦』という文字、そして『大人の知らないベストセラー作家・はやみねかおる』という文句。・・・大人が知らない？ん！？って感じでそそられた私。読み始めてすぐ、何これ、面白い、やばい！って、すっかり虜になってた。独特だけれど笑える文体、魅力的で個性的なキャラクター、そして疾走感あふれる展開。モナミの食い気と天然と、◯男のツンデレに大笑いして、あっという間に読み終わり。万城目学とモリミーの雰囲気が好きな人は、きっとハマるはず。ちょークールビューティーな天才・永遠（とわ）が、私はいちばん好き！2015/03/01
ひめありす＠灯れ松明の火
60
大食便秘もとい才色兼備のミラクルガールもなみんに掛かれば、世界も、宇宙も、時でさえも、何だって終わりそうになってしまう。その小テストがあらゆる災いの原因だった、な物語。SFの王道ともいえるタイムトリップ物で、このシリーズはあえて時期を外して王道の物語に挑む、というのが一つ特徴なのかもしれません。なぜなら、そうすればこの本を端緒にその世界に入っていけば、もう豊かな土壌が広がっているから。だから、本を読み始める子ども達にピッタリだと思うのです。仲間も沢山増えて面白い。そしてやっぱり最後の預言が気になるっ……！2015/01/25
nyanco
52
今回は「時」でしたか。SFの王道ネタ、このシリーズにしてはしっかりSFしていた感じ。ただ、キャラの良さが少し削がれてしまった感じがするのだけれど、モナミに慣れちゃったせいかしら？もっと破天荒ヒロインでもいいと思うのだけれど。単語テストの単語がちょっとレベル低くて、「あれ高校生だよね？」と感じたのが残念。サービス問題として…という件はあったけどね。まぁジュニアシリーズだからこの点は仕方ないかな。携帯のなりすましメールのエピソードなど楽しかったので、次の巻では◯男・丸美との絡みがもっとあるといいな～。2014/12/31
ゆにこ
46
表紙が可愛くて借りてみたらシリーズ三作目。いきなり読んでもなんとなく話はついていけました。タイムリープ物は、面白いけどややこしい。2016/03/25
Norico
45
なんとシンクロでタイムマシンまで作ってしまう、恐るべきモナミちゃん。何も考えずに大笑いしたかったんだけど、タイムリープものって、ややこしいんだよなぁ。所々図入りで説明してくれてるんだけど、その図さえ理解できない私…。銀色レオタードの神田川先輩、かっこいい！2016/03/26
