出版社内容情報
初めて読む人にぴったりのスヌーピーのコミック集。哲学的だったり、生意気だったり・・・かわいいだけないスヌーピーを堪能できる!クスッと笑えるスヌーピーコミック。谷川俊太郎の新規訳しおろしも必見!
内容説明
世界中で大人気のスヌーピーは、作者チャールズ・M・シュルツさんが1950年~2000年の間、新聞に連載していた作品『ピーナッツ』のキャラクター。本書は、計17,897回にも及んだ連載から172本を厳選した、よりぬきスヌーピーコミック。70年代は、スヌーピーがますます毒舌になって面白さヒートアップ!親友ウッドストックやマーシー、リランなどのメインキャラクターが登場して、仲間たちは毎日大騒ぎ。シリーズの中でも、一番にぎやかな1冊。
著者等紹介
シュルツ,チャールズ・M.[シュルツ,チャールズM.]
1922年、ミネソタ州ミネアポリス生まれ。通信教育で絵を学び、漫画家を志す。第2次世界大戦に従軍後、24歳で新聞連載作家としてデビュー。以来、50年にわたり『ピーナッツ』を描き続け、史上最も多くの読者を持つ新聞連載漫画となる
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年、東京生まれ。21歳のときに『二十億光年の孤独』を出版。1960年代後半から『ピーナッツ』の翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
85
70年代のチャーリー・ブラウンとスヌーピーそして友人たち。70年はじめは、まだベトナム戦争真っ最中のアメリカ、そんな背景とは関係なしにチャーリーの朴訥としたつぶやきやスヌーピーたちのシニカルな独り言、チャーリーの妹サリーと新しいキャラクター学校さんのやりとりも面白い。シュルツ氏が生きていたならこの2020年代はどんな風に書いていただろう。次は90年代を読みたい。2020/11/29
優希
75
70年代に入るとかなり賑やかになってきますね。ウッドストックがスヌーピーの親友の座を確かなものにしています。最初は喧嘩も多めなのが微笑ましい。スヌーピーもだんだん犬離れしていくのですが、そこが愛おしいところと言えますね。リラン、ペパーミント・パティ、マーシーといった今やおなじみのメインキャラクターが登場するのもこの頃で、楽しいのですが、逆に最初の頃のキャラクターがいなくなるのが寂しくもあり。でもこれからの盛り上がりが期待できます。2018/04/23
ユメ
47
70年代に入ると、ついにウッドストックの名前が明かされる。最初の頃はこんなにスヌーピーと喧嘩していたんだなあ。「ああウッドストック、友の中の友よ…キミの心は6ドルよりずっと値打ちがあるってことがわからないのかい?!!」唯一言葉が通じる二人の言い争いの着地点は、いつもとっても微笑ましい。スパイクが遊びに来た時、ルーシーの家に泊まったのにはびっくり。リランが誕生し、マーシーも初登場してどんどん賑やかになっていく『PEANUTS』。その一方で、50年代初頭に登場していたキャラクターたちは姿を消していく。2016/02/24
ナミのママ
46
9月発売のセレクション本は70年代です。私の大好きな変装もの「フライング・エース」が登場、そして鳥は「ウッドストッック」と命名されます。スヌーピーの毒舌がいよいよパワーアップして、チャーリーはたじたじの場面も!続きが気になる70年代でした。2015/10/03
優希
43
再読です。どんどん毒舌になっていくスヌーピーが可愛いです。ウッドストックはこのあたりから登場するんですね。何やら賑やかになり、キャラクターの個性も出てきたように思います。2024/09/27