内容説明
7年後の2020年夏季オリンピック開催に向け、警視庁に東京五輪対策室が発足した。個性豊かな面々が集められる中、五輪招致反対の活動家が殺害される。現場からは爆発物の材料が発見された。時を同じくして、五輪警備の実践演習と位置づけられた東京国体に、テロ予告が届く。予告状に付着した指紋が殺害現場からも見つかり、対策室はふたつの事件の犯人を追うが―。スリリングな展開の連続で描く、本格警察小説シリーズ第2弾!
著者等紹介
末浦広海[スエウラヒロミ]
1964年兵庫県生まれ。2008年、『訣別の森』で第54回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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