敗者たちの季節

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041018378
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

『バッテリー』のあさのあつこが初めて描ききった高校野球の現実。敗者のままでは終われない。少年たちの熱く激しい闘いに涙がこみ上げる、色鮮やかな青春物語!

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始める。『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

87
憧れの甲子園に出場する『海藤高校』のエース「直登」を中心としたメンバーそれぞれの様子を綴っています。そもそも地区大会決勝で敗れ、本来であれば甲子園出場は叶わなかった彼らがちょっとしたコトから、出場するコトになり、憧れの舞台に立ちます。話の流れ、テーマとしては申し分ないのですが、どういうワケが全体的にはちょっと印象薄な感じに。メンバーや監督の心理描写をもう少し深掘りして書いてほしかった気がします。特に本来であれば出場する側だった高校の野球部メンバーのほうももう少し書いてもらえるとありがたかったかもですね。2026/07/17

ゆみねこ

77
この本は夏の甲子園の時期に読みたかったので、とてもタイムリー。ある県の代表決定をする一戦は、好投手を擁した学校の戦い。甲子園を目指し、甲子園で頂点を極める学校があることと引き換えに、多数の学校は敗者となる。あさのさんの描く高校球児たちと、それを取り巻く周囲の人物。これも一読の価値ありです。2015/08/21

それいゆ

73
読者にはそれぞれ作家や物語の好みがあるでしょうが、何か物足りません。これくらいの内容の小説など自分でも書けそうな気がしてきました。もちろん私にそんな才能はないのは分かりきっているのですが、この作品からは驚きや迫力、躍動感が伝わってきません。そんなことをねらった作品ではないのでしょうが、どこにでもありそうな単純な物語なんです。中学生くらいの年代の読者は、この作品をどう評価するのか、反対に興味があります。2014/09/22

ひめありす@灯れ松明の火

69
その夏に勝ち続けられるのは、たったの一チームだけ。それ以外のあらゆる者が、敗者になる。そして、勝者の中にも必ず敗者がいる。何に勝ち、何に敗れたのか。取り零したボール、キャッチボールさえ出来ない成り損ないのショートカット、果たし切れなかった約束、墓前の塊根、掴み損ねたフェンス、甘やかしてして信じられなくなった自分、レギュラーになれなかった人、グラウンドに立つ九人の中にだって、勝者と敗者がいる。でも、敗者になるのはいつだって目の前の勝負から逃げなかった人だけ。たった一度きり、敗者になれる季節が、夏がやってくる2015/01/31

BlueBerry

65
思えば高校野球では完全な勝者は1高校しかないわけで、ほぼ完全に敗者達の夏と言えるわけですね(笑。負け方も色々でボールの跳ね方一つ、風の一そよぎで決まってしまったりします。そんなそれぞれの敗者達の自分に折り合いを付けて次を目指して行く姿を応援したくなる本ですね。 内容としては割と普通(笑。序盤○中盤○ラスト○総合○2014/08/13

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