角川文庫<br> 神々の山嶺〈下〉

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

角川文庫
神々の山嶺〈下〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 13時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041017777
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

死地から帰還した羽生。伝説となった男は、カトマンドゥにいた。狙うのは、エヴェレスト山頂、前人未踏の冬期単独登攀――! 山に賭ける男たちの姿を描ききり、柴田錬三郎賞に輝いた夢枕獏の代表作。

内容説明

世界的な難所、グランドジョラスでの単独行で滑落、負傷しながら奇跡の生還を果たし、伝説となった羽生丈二。カトマンドゥで別人として生きる男が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未到の冬期無酸素単独登攀!導かれるように羽生に邂逅した深町は、彼を追ってエヴェレストに入る。羽生の挑戦の行方は?深町が目撃したものとは?山に賭ける男たちの姿を描ききり、柴田錬三郎賞に輝いた夢枕獏の代表作!

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を喰べる獅子』で第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、第46回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinji

120
圧巻のスケール、圧倒的な自然の猛威… 言葉で表そうとするとどうしてもテンプレートになってしまう。読んでる途中などで調べたアイスフォールや岸壁の画像では、「ホントにこんな所を人が進むの!?」と疑いしか出ませんでした。上下巻合わせて1000頁を楽に超える長編ながら、羽生丈二の生きざま、山に懸ける人々の想い、人間の限界など… とにかく夢中に読み終えました。深町があの濃密な時間に惹かれたのも、涼子が許したのも当然なんだろうね。エベレスト南西壁冬季単独無酸素登頂… 神が許してくれる日は来るんでしょうか?2016/03/30

おかむー

104
600p弱の大ボリュームを一日で一気読み、それがこの作品のそして夢枕獏という作家ですよ。『絶品よくできました』。エベレストへ登るまでのいくつかのドラマもあるけれど、この作品の本質は山に登ることに重ねて人が生きることの意味をとことんまで突き詰めているところにある。生死の際に立った極限状況での、魂を剥き出しにしたような荒削りの言葉で綴られる自問自答は夢枕獏の真骨頂。苦しみ迷いながらもあらゆるものを削ぎ落とし、ただ“登る”ことに命を注いだ羽生の生き様は誰もができないからこその羨望すら感じさせる。2015/11/29

greenish 🌿

79
世界初のエヴェレスト登頂目前に姿を消した登山家:G・マロリー。その謎の鍵を握る一台の古いカメラを軸に、写真家:深町と山屋:羽生、2人の魂が交錯する  ---「何のために登るのか」否、神々の宿る山嶺で、彼らはただ懸命に己を生きている。そこに理由などない。そこには、意志を噛み締め、前へ・上へと這い上がる男がいる。尽きてもなお眼を見開き、何かを掴もうとする男がいるのみ。 著者曰く「全部吐き出した」というこの壮大な山行の前に、感動、などという陳腐な感情でない何かで泪が零れた。とてつもなく"揺さぶられた"作品です。2016/02/01

mint-s

66
登山家、羽生丈二が狙い続けた前人未到の夢。それを見届けたいカメラマン深町。技術、体力、経験は言うまでもなく、地理、天候全てを熟知し最後には天が味方であること。全てがそろって初めて成功する可能性が出てくる。ファインダーの中、頂上直下ウォールに取りつく羽生、ザックを抱えて前を睨みつけている羽生が頭から離れない。上下巻1100頁超の物語、人間の極限状態の描写、山男の生き様に圧倒されました。2019/02/22

はつばあば

58
読了。荘厳とも云える神の山を征服しようとする、勇気ある男性達に何も言えない。彼らにとって山に登るとは、息をする事・食事を摂る事と同義語なんだから。山屋に惚れるんじゃないよ!。ふかれりゃ・・。2016/01/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8132501
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。