内容説明
破綻寸前に追いこまれた大手生命保険会社・清和生命。顧客からの解約、経営統合のキャンセルなど八方塞がりの状況の中、業界の暗部を歩んできた社長室次長の各務と、彼の同期で関西に左遷された中根は、生き残りのために奔走する。崖っ縁に立たされた彼らは、社長の命を受け最後の大きな賭けに打って出たが…。真山仁が『ハゲタカ』刊行前年に大手生保社員と合作で発表した幻のデビュー作、ついに文庫化!
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者、フリーライターを経て小説家に。2004年、熾烈な企業買収の舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー
香住究[カズミキワム]
真山仁と大手生命保険会社でMOF担、商品開発室課長の合作のペンネーム。生保社員は2001年に退職後、上場会社の企画関連部門長を経て、現在は家業を継ぎ、都内でビルオーナーの傍ら交響楽団の理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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